ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】8

ーラスタ・ラヴ(9/16/夜)ー

悠「今日もだいぶ熱々な一日だったな。」
白巳「くぅくぅ」

摩耶「また白巳ちゃん着いてる」

悠「愛されてるんだ」

ともき「実際、愛されてはいるんだろうからそこに関しては何も言わないが……。」

優日「けど白巳ちゃんが汚れるから悠からは干渉しないであげてね。」

悠「えっ、それどういう意味!?」

福太郎「その反応ちょいちょいするよな。」

悠「すっごい驚いてるのと面白いを兼ね備えてるだろ?」

真樹「そうかな?」

悠「そうなんだよ。そうなんだよっ!!」

真樹「えぇ……ガチギレじゃん。」

ともき「大きい音だすなよ。」

優日「白巳ちゃんが起きちゃうでしょ。」

悠「白巳がこの程度で起きるわけないだろ。本気で台パンしたときも起きなかったんだぞ。一階にいる真桜は部屋まで来て本気で怒って来たけど。」

摩耶「台パンで怒られるとか恥ずかしくないの?」

優日「しかも幼女に。」

悠「恥ずかしいなんて気持ちはとっくに失ってんだよ。もはや怒りしかねぇんだよ。」

福太郎「感情がなくなったンやなぁて怒り一色になっとるんや」

悠「怒りのボルテージが上がり過ぎて何かが生まれそうになる。」

ともき「何かってなんだよ」

悠「新たな神かな」

優日「邪神」

悠「なんで「邪」なんですかぁー。」

摩耶「怒りという感情から生まれるから破壊神とかじゃないかな。」

福太郎「義憤の女神やったらネメシスやけどね。」

悠「ネメシスは嫌だな。」

真樹「なんで?」

悠「ネメシスプロートスとかいうクソがちらつくから。」

福太郎「最近は見んやろ。」

悠「そうなんだけどな、トラウマが開きそうになるから」

優日「コイツいっつもコフートラウマ開いてんなコフー」
白巳「くふるぅ…」

ともき「何してんだ…」

優日「白巳ちゃんのお腹に顔をうずめて悟りを開いてる」

悠「果たして開けるのは悟りかな?」

摩耶「悠君はたまに冥府の扉開きかけてるけどね。」

悠「危ういぜ」

真樹「冥府側から出禁食らってそう」

悠「行ったことないのに出禁なんてひどくない?」

ともき「行ったことあったらアウトだろ」

福太郎「逆に言えば天国行きは確定ってことかにな?」

悠「日ごろの行ないとか超いいしなおれ」

優日「天国にも地獄にも行けずに無に帰すんじゃない?」

悠「やだ何それ超怖い」
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