ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】8

ーラスタ・ラヴ(9/4/夜)ー

悠「なんかまた台風の卵が出来てるっぽいな。」

優日「何度でも生まれるさ!」

福太郎「不死鳥かな?」

悠「けど台風10号も言うほどだったよな。」

摩耶「ちょっと雨が強いぐらいだったけど被害が酷いところはとんでもないことになってるからね。」

福太郎「不思議なもんよな。ルート的には直撃しとるはずやのに被害の差が大きいって。」

悠「多分あれだな」

優日「なに?」

悠「おれがいる場所といない場所の違い……かなっ!」

優日「ああ、呪いの装備つけてるかつけてないっことね。」

悠「誰が呪いの装備やねん。」

福太郎「けどめっちゃ高性能やから呪いの装備って。」

悠「それは……確かにな」

ともき「納得したのか?」

悠「ぶっちゃけ何かを突き詰めたりする時って不通に呪いの装備を付けたりもするしな。」

優日「最近は呪いって言うかマスナス要素とプラス要素が混在してる装備だよね。経験値取得料UPする代わりに能力ダウンとか」

悠「大抵はそれでも装備するけどな。」

福太郎「与えるダメージ2倍やけど受けるダメージも2倍」

悠「そんなの絶対装備するわ。複数装備で効果が重複するならつけれるだけつけるわ。」

優日「絶対に先に殴り殺すという意思を感じる。」

摩耶「脳筋すぎる発想。」

悠「そういう効果がある装備があるってことは脳筋で黙らせろってことで用意されてるんだからいいんだよ。」

真樹「そういうものなの?」

ともき「どうなんだろうな…」

悠「そういえば関係ない話なんだけどなリンゴかったんだよ。それで食べようとしたら結構蜜が多かったんだ。」

真樹「良かったじゃん」

悠「いや、リンゴとかの蜜って別に甘くないからおれは損した気分になるんだが。」

真樹「え、甘くないの?」

優日「確かアレだよね。ソレスタルビーイングじゃなくてソルビトールだったけ?」

ともき「なんだそれ。」

悠「葉の光合成によって作られる物質だ。この物質は、成長段階において葉から軸を通ってリンゴの果実内に運ばれる。そして、ソルビトールは果実の中でりんごの本来の甘味である「果糖」や「しょ糖」に変換されるんだ。けど、りんごが完熟すると、ソルビトールは糖分に変換するのをやめてしまい、そのままの状態で蓄積されます。これがりんごの「蜜」の正体だ。」

プロメ(仮)【リンゴの蜜は、その見た目からハチミツのような色をしているので甘いように見えますが、砂糖の甘さを100とすると、ソルビトールは60くらいなので、それほど甘くはありません。】
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