ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】8

ーラスタ・ラヴ(8/12/夜)ー

悠「あっちいな。」

ともき「本当にな。」

悠「台風きてるのに暑い。」

摩耶「まぁ、直撃してないと雨も風も吹かないだろうしね。」

マリア「そういえば最後に雨降ったのっていつぐらいでしたっけ?」

悠「マジで覚えてないわ。」

福太郎「少なくとも一週間ぐらいは連日晴れやね。」

摩耶「いい天気……って笑顔で言えなくなりそう。」

悠「少しぐらい曇ったりしてくれていいんだけどな。」

ともき「曇った程度じゃこの暑さはどうにもならないだろうけどな。」

悠「アイス食べたい」

真樹「唐突」

悠「暑いときあいすやろがいっ!!」

ともき「お前今年はやけにアイス食ってないか?」

悠「コンビニアイスのクォリィーが高くなってきてるのが原因だわ。」

福太郎「確かにコンビニスイーツはどんどん向上していっとるね。」

悠「ただ期間限定ものが多すぎるのがな。」

摩耶「むしろそういうのが多いから悠君みたいなリピーターが買っていくんじゃないかな。」

悠「おれはどっちかというと絶対に置いてある品の方をリピートするけどな。」

マリア「あれ、そうなんですか?」

悠「いや、そりゃ期間限定かつ自分の好みにヒットしてるならそれを買い続けるが……。けど、やっぱり安定して供給できる品物の方がよくないか?」

福太郎「それはそうやね。」

真樹「僕は期間限定もの大好きだけどな。」

悠「だろうな」

真樹「え、どういう意味?」

悠「お前はミーハーだし。」

真樹「そうかな?そうかも。」

マリア「ミーハーも悪いことばかりじゃないですけどね。」

悠「ほう?例えばどういうことがいいんだ?」

マリア「流行りに敏感じゃないですか。」

悠「……」

マリア「思ったより反応が薄いですね。」

悠「いや、ミーハーの意味について考えてた。」

マリア「意味?」

悠「プロメ」

プロメ(仮)【軽薄な、流行に左右されやすい世の中の風潮や人を意味します。流行や話題となった人物・事物の動静に、もともと興味がなかったにもかかわらず、にわかに熱中する者に対しての蔑称として用いられます。】

マリア「……」

悠「……」

真樹「ちょっと待ってとりあえず僕だけが傷つき続けてるからやめて?」

悠「わははっ。」

ともき「なに笑ってんだ。」

悠「おれ以外がダメージ受けてるからな。」

摩耶「嫌な性格だぁ♪」

悠「へへっ!」

ともき「いや、褒められてないんだよ。」
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