ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】 7

ーラスタ・ラヴ(5/30/夜)ー

悠「はあぁ……。」

優日「お疲れ?」

悠「ストレスが溜まってるだけだ」

優日「2から5まで落ちてこれ以上のストレスたまりようがあるの?」

悠「おれのストレスがあと少し多かったらグーが出てたぞ!グーが!!」

優日「パー」

悠「可愛いつもりか!」

摩耶「僕は可愛かったと思う」

優日「うぉっす!」

ともき「なんで急に力強くなった」

優日「私の中のかわいい返事だった。」

真樹「えぇ…」

悠「何を疑問視してる」

真樹「うぉっすって可愛いかな?」

悠「違うぞ」

真樹「なにが?」

悠「可愛いか可愛くないかじゃない。可愛いやつが言えば何でも可愛くなるんだよ。」

真樹「じゃあ僕が言えば全部可愛いだね。」

悠「グー」
ごっ!
真樹「ぎゃっ!」

悠「安心しろ峰内だ」

ともき「拳の峰内ってなんだよ」

悠「ゴツンとやる。」

福太郎「つまり拳骨やね」

真樹「なんで殴られたの!?」

悠「本来なら顔面潰してるところだぞ?」

真樹「ひぇ」

優日「私は別に可愛くないけどね」

悠「そういうことは帽子取ってから言え。」

優日「これ頭皮だから取るとか取らないじゃないから」

金剛「それまだ言ってんだな」

優日「ちょっと何言ってるかわかんないです」

悠「しかし今日の夜は熱くなりそうだな」

ともき「そうか?」

悠「昼間が中途半端に曇ってたけど気温は高めだったからな。こういう天気の時はややむわっとした夜になるんだよ。」

摩耶「科学的な説明は?」

悠「できない!」

金剛「言い切ったな」

優日「そこはなんかあるんじゃないのか」

悠「おれの感覚だ。」

優日「つまりあてにならない奴だ。」

悠「そんなに褒めたたえるな」

ともき「なにも褒められてねぇからな」

悠「最近サンドイッチにハマっててな」

真樹「唐突に話が変わるいつものやつ」

摩耶「何サンド?」

優日「サバ?」

悠「サバサンドってちょっと流行ったよな。おれは食ったことないけど」

優日「結構おいしいよ。」

金剛「アレってどこの名物なんだ?」

摩耶「トルコだね」

悠「イスタンブールの船着き場で愛されてる名物だ。」

福太郎「そういうことはちゃんと知っとるんやね」

悠「こう見えて博識なんで」

ともき「自分で言うかそれ?」

悠「へっへへっ!」

優日「謎の得意気がイラっとする」
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