ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】 7

ーラスタ・ラヴ(4/2/夜)ー

悠「桜が満開でござる。」

ともき「……なんでござる口調なんだ?」

悠「桜といえばござるかなって。」

ともき「まったく意味が解らん」

悠「すまんな。」

マリア「なに対する謝罪ですか?」

悠「おれも「桜」と「ござる」の関係性が分からないことに対しての謝罪だ。」

ともき「なんか元ネタがあって言ってたわけじゃないのか。」

悠「ぜんぜん」

ともき「誰か硬い棒を持ってきてくれ。害獣をぶっ叩くから。」

悠「おれは害なんて持ってないぞ!」

摩耶「いや、割としっかりとした害悪でしょ。」

悠「この世の害悪はすべてメタビートが背負ってるからおれは悪くねぇ!おれは悪くねぇ!!」

ともき「うるせぇわ!」

悠「冗談はさておいて、今日までめっちゃくっちゃ天気よかったのに明日は雨らしいぞ。」

福太郎「みたいやね」

マリア「降水確率100%の数値はそれこそめちゃくちゃ久しぶりな気がします。」

悠「久しぶりどころかめったに見ないだろ。」

福太郎「台風とかのときぐらいやね。」

悠「せっかくあたたたたかい日が続いてたのに」

ともき「「た」が多い。」

福太郎「この雨で一気に桜も開花しそうやね。」

悠「逆に満開のところは散っちゃうの、ぐすん」

真樹「キモイ」

悠「おんっ?」

マリア「実際キモかったですよ。」

悠「おぉん!?」

ともき「キレんなよ」

悠「おかしいな。おれのかわいさが伝わらないなんて。」

摩耶「可愛さ余って憎さ1000倍」

悠「100どころか1000って言われたわ。」

摩耶「感度?」

悠「3000倍~」

「「「……」」」

悠「え、これおれが悪いの?」

マリア「本当にどうしたんですか?今日はいつも以上にキモイですよ?」

悠「なんだろうな、そういう日なのかもしれないな。……いや、誰がいつもキモいんじゃい!!」

マリア「……」
スッ
メギッ!
悠「無言で指を差すんじゃあない!」

マリア「あっぁっ!私の白魚のような指が曲がっちゃダメな方向にぃぃっ!」

摩耶「カモシカのような足って言うのもあるよね。」

悠「ラクダのようなコブ」

ともき「それは大惨事になってるだろ。」

悠「ゴリラのようなドラミング」

ともき「ドラミングし始めた時点でほぼそいつはゴリラだろ。」

マリア「プラナリアのような増え方。」

ともき「だからプラナリアなんだよ。」
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