ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】6

ーラスタ・ラヴ(3/2/夜)ー

悠「寒い!」
ぽんっ!
白巳「くひゅー」

ともき「いや、寒くないだろ」

悠「寒いよ!だって今日なんか雪がちらついてたぞ!?」

マリア「そういえばちょっとだけ降ってましたね。本当にほんの一瞬ですけど。」

悠「ああ、いやだいやだ。3月だぞ?雪とかおかしいだろ!」
ぽんぽん!
白巳「ぷひゅるる」

ともき「なんでもいいけど白巳ちゃんのお腹を叩くなよ。」

悠「マッサージだ」

ともき「どこがだよ」

悠「知ってるか?猫って尻尾の付け根を叩くと喜ぶんだぞ?」

ともき「だからなんだよ」

マリア「白巳ちゃんが嫌がってますよ?」

悠「どこがだよ」
ポンポン
白巳「くぅくぅ」

マリア「すいません嘘つきました」

悠「許す」

真樹「本当にすやすや寝てるね。普通嫌がる気がするけど」

悠「そうか?子供を寝かせるときはこうやって軽くポンポンってして寝かしつけるだろ。」

摩耶「それはそうだけどね。」

悠「白巳は指でクリックする感じで連打しても喜ぶぞ」

ともき「喜ぶのか…。」

悠「ポイントは猫の喉を軽くくすぐるようにだ。」

福太郎「基本的に猫を喜ばす感じなんやね。」

悠「白巳は蛇だけどな。」

ともき「いや人間だろ」

悠「……人間だったわ。」

マリア「素で間違うのはどうかと思いますよ」

金剛「しかしこの娘は起きてるとき本当にあるのか?」

悠「あるぞ昨日だって八朔を二玉も食べたんだ。途中から半分眠ってた気もするけど。」

ともき「ギリギリじゃねぇか」

悠「寝る子は育つから問題ない」

マリア「白巳ちゃんは立派に育ちそうですね。」

悠「そりゃもうナイスバディになるぞ」

摩耶「何の断言?」

悠「そういう気配がするんだ」

ともき「どんな気配だよ」

マリア「ナイスバディかどうかは置いときまして美少女になることは間違いないですね。」

悠「お前間違ってるよ」

マリア「何がですか?」

悠「既に美幼女だ」

マリア「これは失礼しました。」

ともき「なんだこいつら」

悠「けど最近はなんか知らんがおれによく懐いててな」

摩耶「警察に連絡しなきゃ」

悠「なんでだよ」

マリア「具体的にはどういうところがですか?」

悠「白巳は寝てると大体はちょっと狭いスペースか誰かに胸の間に頭突っ込んで寝てることが多いんだが最近はおれの首に頭を挟んで眠ってる。」

金剛「蛇っぽい……いや、違うか?」

摩耶「多分だけど胸の間が柔らかいけど適度に圧があってちょうどいいんじゃない?」

ともき「胸はともかくお前は苦しくないのか?」

悠「普通に何回か息が止まりかけたぞ」
91/100ページ
スキ