ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】6

ーラスタ・ラヴ(2/15/夜)ー

悠「ぶち殺してぇ」

ともき「物騒なこと言ってんな」

悠「手札誘発3枚持って初動も持ってるやつをぶち殺してぇ。」

マリア「私怨100%ですね」

悠「……。」
グッ!

マリア「無言で拳振り上げるのやめてもらっていいですか?」

悠「振り下ろしてないからセーフだろ。」

マリア「私がか弱かったら振り上げられた時点で心肺停止してるかもしれないですよ?」

悠「心臓に毛が生えてそうな奴が何言ってやがる。」

マリア「誰の心臓が剛毛ですか!」

摩耶「心臓が剛毛ってなかなかのパワーワードだね。」

悠「一部のフェチにはたまらんかもしれないな」

ともき「どんなフェチだよ」

悠「心臓に毛が生えてるのが性癖な人だっているかもしれない」

福太郎「なかなか的が小さすぎるなぁ」

摩耶「それは心臓のパーツに興奮してるのかそれとも内臓に毛が生えてることに興奮してるのかな」

悠「どっちの派閥もありそうだな」

金剛「どんな派閥だ」

マリア「内臓フェチは普通に良そうですけどね」

真樹「普通?」

悠「むしろ内臓大好き勢は多いだろ」

金剛「ホルモンが好きってことか」

悠「焼きに肉や視点いいぞ」

摩耶「悠君は内臓を引き抜かれるのが好きなんだよね」

悠「いつからおれはそんな特殊性癖持ちになったんだ。」

マリア「ひぇっ…。」

悠「引いてんじゃねぇよ。というかなんだよ引き抜かれるのが好きって、100歩譲って引き抜くのが好きだろ。」

ともき「それも普通におかしいけどな」

福太郎「グロフェチかな」

悠「おれ繊細だからグロイのとかダメなんだよなぁ。もう怖くてたまらない。」

摩耶「は?」

悠「えー、なんでキレられてんの?」

マリア「グロイのがダメな人はB級やZ級映画を見ないと思いますよ」

悠「バカ野郎、ああいう映画で下品な巣プラッタに走るのは芸術だろうが。」

ともき「どういう芸術だよ」

悠「内容がクッソほどつまんないからとりあえずスプラッタさせとけばええやろ精神がもはや芸術なんだよ。」

マリア「作ってる人たちは至って真剣だと思いますよ?」

悠「真剣に作らず悪ふざけに全振りした方が絶対面白いのになぁ。」

ともき「なんでやねん」

悠「いやそうじゃないか?」

福太郎「作品にもよると思うで」

悠「サメ映画は悪ふざけを本気で作るからいいものになるだろ?」

ともき「サメ映画を比較に出すな」
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