ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】6

ーラスタ・ラヴ(2/6/夜)ー

悠「……。」
かちゃかちゃ

ともき「今日は静かだな」

優日「すぐにうるさくなるよ」

ともき「嫌な未来予知だな」

悠「……よし、いけた。」

福太郎「んっ、どした?」

悠「とぐろ島の神髄クリアしたわ。」

摩耶「えと、持ち込み不可99階層?」

悠「そうそう。通算22回目の挑戦でクリアした。」

優日「22回目って割とすんなりいけてるじゃん。」

悠「びっくりだよな。」

福太郎「何時間ぐらい?」

悠「8時間とちょっとだ。」

真樹「早いの?」

優日「クリアタイムとしては普通ぐらいかな」

福太郎「辛い道のりやった?」

悠「前半は無理かと思ったけど後半に連れてむしろ楽になった。」

摩耶「なんで?」

悠「やや中盤に浮遊の腕輪とサビよけの腕輪引けた」

優日「は?」

悠「なんなら透視の腕輪も引けてたけど使わなかったわ」

優日「は?なめてんの?」

真樹「めっちゃ切れてる」

悠「ちなみにクリアまでに復活の草8個引いて使ったのは1回、白紙の巻物沢山、武器は原始の斧+27、盾は山姥の鍋蓋+76」

優日「異議あり!」

悠「はい、優日君」

優日「武器の+27はともかく盾の76はおかしいでしょ」

悠「ちなみにもの投げ、魔法無効、催眠無効、爆発耐性、ぞわぞわ反射、にぎり無効他の印も詰め込めた」

福太郎「持ち込み可やっけ?」

悠「持ち込み不可だよ?」

摩耶「それにしては強すぎでしょ。こんなの普通に深階層でもガチれるじゃん」

悠「余裕だぞ。導きの杖もあったけど放置していってたし。」

福太郎「いったい何したらそんなことなったん?」

悠「店とかで神器を盗んだりしてマゼルンで混ぜ混ぜ。あと盾の強さは強化の壺に2枚ほど適当なの突っ込んどいて気が付いたら+20オーバーしてたのを混ぜ混ぜした。」

優日「ヌルゲー過ぎる。」

悠「序盤は本当に死にかけてたんだけどな。呪われたり、毒刺されたり、火炎飛ばしで火炎入道がヤバいことになったり」

福太郎「炎飛ばしの印も持っとったんやね。」

悠「3方向、後ろ、ドレイン獣水空特攻、連続攻撃、チャージ、他の印が揃ってた」

優日「そんなガチガチになるほど楽なの?」

悠「浮遊の腕輪引いてる時点で引きは良かったんだと思う。だって水路も穴も罠も全 無視で行けたわけだし」

摩耶「罠踏まないって時点で他のダンジョンより簡単になってるまである。」

悠「持ち不で透視ひいて使わなかったの初めてかもしれんわ。」
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