ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】6

ーラスタ・ラヴ(2/2/夜)ー

悠「サムい……。」

優日「雨降ってるからね。」

悠「雪じゃなくて良かった、本当に良かった。」

ともき「降ってもおかしくない寒さだけどな。」

悠「やめて!私を追い詰めないでっ!!」

ともき「別に誰も追い詰めてねぇよ」

摩耶「なかなかの被害妄想」

悠「うう、寒い寒いよぉ」

金剛「体動かせ」

悠「そんなことで温まると思うのか?」

金剛「温まるだろ。」

悠「そうだな。」

ともき「なんで一回抗った」

悠「寒くて動きたくないのだ。」

優日「じゃあタコ殴りにして温まる?」

悠「違うぞ。それは温まるんじゃない、痛みで熱を持ってるだけだ。」

摩耶「僕そういうのは苦手だけど悠君が望むなら仕方ないね。」
ひゅんひゅん

悠「やめろやめろ。申し訳なさそうな顔してとんでもないスピードで素振りするんじゃぁないっ!!」

摩耶「鞭打をするときは全身の力を抜いて……。」

悠「やめろってんでしょ!」

金剛「そうやって逃げ回ってたら身体も温まるんじゃないか?」

悠「違うんだ、おれはもっと体にも心にも優しい温まり方をしたいんだ。」

真樹「なにそれ」

優日「デーモンコアでも起動する?」

悠「心も体もぐちゃぐちゃになる。」

福太郎「なんでドライバーで行けると思ったんやろか」

悠「色々と実験し過ぎて頭おかしくなったんじゃね?」

優日「デーモンコアがダメだったらダイナマイト?」

悠「危険度は下がったけど」

ともき「いうほど下がってるか?」

福太郎「心も体もいやすいうたらやっぱり温泉かな」

悠「温泉いいな。温泉いいな!」

ともき「なんで二回言った」

摩耶「別に温泉でなくても銭湯でもいいよね」

悠「でも銭湯は混浴ないからなぁ」

優日「火口にでも浸かればいいのに」

悠「なんでやねん」

福太郎「最近は普通に水着着用の混浴施設あるやろけどね。」

悠「銭湯ってよりはプール枠だわな。」

摩耶「けど入浴施設はちょっと当たり外れが大きいよね。変な客と当たった時は気分最悪になっちゃうよ。」

悠「わかる。やたらめったら大声出してるおっさんとかいるよな」

ともき「そんなのいるか?」

悠「おれが見た中でヤバめのだとなんか行動するたびに「ウォィシュン」とか「ふわぉー」って雄たけびあげてるおっさんとかいたぞ。」

優日「普通に怖い、怖くない?」

悠「まぁ、関わらん方がいい類だわな。」
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