ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】6

ーラスタ・ラヴ(1/28/夜)ー

悠「楽しい、楽しい、ダンジョン楽しい。時間が溶け続ける、楽しい、楽しい、ダンジョン、楽しい、楽しい、ちくわ大明神、楽しい。」

ともき「怖いんだよ。」

マリア「ちくわ大明神居ましたね。」

優日「ちくわ…。おでん食べたいね。」

摩耶「寒いし温かいものが食べたくなるよね。」

悠「おれも大きいおにぎりが食いたい。」

ともき「おでんって言ってんだよ」

悠「風来人はおにぎりを食べるんだよ!!」

福太郎「桃まんは?」

悠「食べるよ。けどまだだ、まだ桃まんのダンジョンには行けない」

摩耶「解放できてないの?」

悠「いや、解放は出来てるけどな。今は他のダンジョンを攻略中なんだ」

優日「罠師?」

悠「罠師とカカ・ルーのダンジョンはクリアした。今やってるのはデッ怪のダンジョンだ」

真樹「でっかい?」

悠「デッ怪だ。」

福太郎「確か大型の雑魚やっけ?」

悠「そうデカい雑魚が出てくるんだ」

真樹「でっかいで間違ってないじゃん。」

悠「おぉん!?」

真樹「……」

マリア「お口チャックノリスですよ。」

摩耶「そのデッ怪ダンジョンだのルールは?」

悠「モンスターはデッ怪しか出ない(デッ怪しか出ないとはいってない。)。」

ともき「どっちだよ」

悠「いや、おれも最初はデッ怪だけだと思ったんだけどな。召喚の罠とか魔物の壺、デカいシューベルから普通に出てくるんだわ。しかもシャーガとか出てくるから瞬殺されたわ。」

マリア「シャーガ?」

悠「多段攻撃してくる物理系モンスターの中では隣接しちゃいけない部類のモンスターだ」

摩耶「デッカイより強いの?」

悠「デッ怪はアホみたいな火力と前面に攻撃投擲魔法無効のバリア張ってる。」

優日「そっちの方がよりヤベェじゃん」

悠「ただし常に鈍足状態。」

優日「ああ、なるほどダンジョンのコンセプトが分かった。デッ怪から逃げながら階段を降りていくダンジョンってことだね。」

悠「そうだ。あと、落ちてるアイテムは金とか石とか弓が多くて罠も結構多い。」

ともき「けどバリアで弓とか効かないんだろ?」

悠「正面以外からなら効く。ちなみに攻撃当てさえしたら倒せるからそこは安心だ。」

福太郎「背後とるんはムズそうやけどね。」

悠「だから基本的には逃げ一択。困ったら石を投げる」

摩耶「石は正面からでも効くの?」

悠「石は上から当てるからバリアを抜けるんだよ。だから最強アイテムはデブータの石で次いで石。神アイテムは遠投の腕輪だな。」

優日「ああ、遠投の腕輪出るんだ」

悠「出るっぽい。遠投の腕輪さえ出たら杖以外のすべてのアイテムが確殺道具になるからクリアしたも同然だな。」
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