ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】5

ーラスタ・ラヴ(11/3/夜)ー

悠「あ゛っあ゛ぁ゛……んんっ!!」

ともき「凄い声だな…」

悠「んっんっー……怒鳴り過ぎた…」

マリア「声が枯れるほど怒鳴るなんてどうしたんですか?どうしたんですか?んんー?」

悠「鼓膜が裂けるレベルの怒声を放ってやろうか」

ともき「周りにも迷惑だからやめろ」

摩耶「どれが原因?」

悠「リンクスもマスターもつらい」

金剛「両方かよ」

福太郎「せやけどリンクスの方はKC走るつもりないんよね?」

悠「ないよ」

マリア「ならなんで頑張ってるんです?」

悠「無料ジェム」

福太郎「んっ、それかぁ。」

ともき「コイツいっつも無料ジェムを追ってるな」

悠「むしろ、それ以外に頑張るところあるか?」

マリア「あるんじゃないんですかねぇ?」

悠「あるはずなんだけど……見失っちゃったんだよ。」

ともき「何言ってんだコイツ」

悠「うふふふっ」

金剛「情緒不安定すぎだろ」

摩耶「つまりは平常運転だね」

悠「誰がメンヘラやねん」

マリア「何度も言ってきてますけどそのうち本当に体と心壊しますよ?」

悠「大丈夫だ。おれには最強のメンタルケア方法がある。」

ともき「何だそれ」

悠「完全に落ちに落ちた時は心の中で「むかつくやつを三人ぐらい殺したら」気分がよくなる。」

ともき「病院いけ」

摩耶「実際に殺さないからセーフではあるかな?」

金剛「病んではいると思うぞ」

マリア「もうちょっと前向きな感じにしませんか?」

悠「例えば?」

マリア「そうですね……「この時の落ち込みが後に世界を変えることになる…。」的な壮大なナレーションみたいにしてみたらどうです?」

悠「……。」

ともき「いやいや」

悠「有りだな」

ともき「有りなのかよ!」

福太郎「ちょっと楽しい気持ちにはなるかな」

悠「そういう考えでメンタルを保っていくのはありだと思う。やるじゃんお前。」

マリア「ありがとうございます。」

ともき「いや、まぁお前がいいならいいんだが……」

摩耶「最終的に世界中のデュエリストを物理的に殴り殺しに行きそう」

金剛「最悪に悪化してるな」

悠「殴り合いなら絶対負けないのにぃぃ!」

マリア「ぜんぜんダメでしたね。」

ともき「もうほっといていいだろこいつは……。」

悠「優しくしてよ」

ともき「うるせぇわ。」
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