ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】5

ーラスタ・ラヴ(10/6/夜)ー

悠「秋らしくなってきたな」

ともき「そうだな。」

悠「……秋あるじゃん。どういうことだ?」

ともき「何を言ってるんだお前は」

悠「秋がないことで有名なのが日本だろ?」

摩耶「四季があるのが日本なんだけどね。」

悠「嘘だ!夏だけでいいんだ!」

ともき「もう南国で暮らせ」

悠「南国暮らしっていうのはちょっと憧れる」

真樹「南国っていえばハワイ?」

優日「ハワイ料理といえば?」

福太郎「ロコモコとかかな」

悠「美味いよなロコモコ」

金剛「ロコモコってどんな料理だった?」

優日「ご飯の上にハンバーグと目玉焼き、そしてたっぷりのグレービーソースかかってるやつです。」

ともき「ハワイ発祥の丼系料理らしいな。」

摩耶「不味い要素がない料理」

真樹「あとハワイといえばパンケーキでしょ、パンケーキ。」

悠「パンケーキをバケツ一杯のメープルシロップに漬けて食うと宇宙の始まりが見えるぞ」

真樹「何それ怖い」

ともき「バケツ一杯のメイプルシロップを用意するのが大変だよ」

優日「でも、やる価値はあるね。」

ともき「どこがだよ。」

優日「宇宙の始まりを見えるしパンケーキも食べられるって最高じゃん」

ともき「見えちゃいけないもんだからな。」

福太郎「胸焼けと血糖値がオーバーヒート間違いなしやん」

悠「それよりももう炬燵出しても許されるよな?」

ともき「許されねぇよ」

悠「なんでぇぇっ!」

優日「さすがにまだ必要ないでしょ」

悠「夜は寒いよ?」

ともき「厚着するとかいくらでも対策あるだろ。」

悠「それはそう」

摩耶「急に素直じゃん」

悠「まぁ、おれも流石に炬燵出すのは早いとは思ってる。だけど、だけどな……止められねぇんだ。」

ともき「うるせぇよ」

優日「もう出したらいいんじゃない?それで真桜ちゃんに怒られたらいいんじゃない?」

悠「リアルなのやめてくれよ」

摩耶「まぁ、遅かれ早かれ出すなら別にいい気もするけどね」

金剛「ただこいつ出てこなくなるぞ」

ともき「ぜったい炬燵で寝るしな」

悠「それは当然ぞ?」

ともき「そういうとこがダメだってんだよ」

悠「アレもダメこれもダメ……何だったらいいんだよ!」

優日「炬燵をまだ出さない。炬燵で寝ない。」

悠「……ん?」

優日「急に聞こえなくなる奴」
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