ｰラスタ･ラヴ(8/10/夜)ｰ

悠「台風が……くる!」

マリア「とっくにもう来てる定期」

悠「はぁ」

マリア「えぇ、いきなりため息ですか?」

悠「なんかテンションが上がらん」

ともき「お前の場合はテンションが引くいぐらいがちょうどいいけどな」

悠「ちょっと何言ってるのかわからない」

摩耶「脳みそが腐ってるのかな?」

悠「おれは腐男子じゃないから腐ってはないぞ」

マリア「ドピンク脳なだけですよね。」

悠「男がエロを失ったらそれはもう男じゃないんだよ」

真樹「男の娘は?」

悠「難しい話になるからちょっと原稿用紙500枚ぐらい使って好き出してくるわ。」

ともき「書かんでいい」

福太郎「むしろ何を書き出すんか気になるまであるね。」

マリア「元気いっぱいじゃないですか」

悠「別に元気がないわけじゃないテンションが上がらないだけだ」

摩耶「思いっきりビンタされたらいいんじゃない?」

悠「それでテンションが上がるのは闘魂ぶち込める人だけだから」

マリア「摩耶さんならできるのでは?」

摩耶「勁なら打ち込めるけど」

福太郎「気合ってことやったら金剛さんもイケそう」

金剛「力いっぱいぶん殴るのならいくらでもできっけどな」

悠「どっちにしろただただおれが痛みと苦しみにもだえ苦しむだけなんだよなぁ」

マリア「ははっ」

悠「なに笑ってんだ。顔面にシャイニングウィザードぶち込むぞ」

真樹「シャイニングウィザードってなに?」

摩耶「わかりやすく端的に言うなら顔面への膝蹴り」

真樹「ひぇ…」

マリア「顔はやめてください」

悠「ならボディか」

マリア「それも嫌ですね。」

悠「ならどこならいいんだ?」

マリア「……別の話しませんか?」

悠「お前が始めた物語だろっ!!」

ともき「なんの物語も始まってないんだよなぁ」

マリア「理不尽の押しつけは良くないですね。」

悠「逆だぞ。理不尽を押し付けた方が勝つんだよ。」

摩耶「先行クソゲーのお手本みたいな発言だね。」

悠「ほんとにな」

福太郎「先行制圧楽しいしな」

悠「やってる側はな。だからおれはやる側に居たい!」

ともき「なかなか最低な発言だな」

悠「サンキュー」

マリア「褒められてませんよ?」

悠「なら褒めていいぞ」

マリア「褒められることしてからにしてくださいね。」