ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】4

ーラスタ・ラヴ(7/28/夜)ー

悠「誰もが目を奪われてく君は究極で完璧なゲッター!」

ともき「いや、うるせぇな」

悠「なんか叫びたくなるってことあるじゃん?」

マリア「キチゲの解放ですか?」

悠「誰がキチ〇イゲージMaxじゃい!」

マリア「ははっ。」

悠「お?なんだぁテメェ!やんのかコラ!」

マリア「こうやって急にガチギレするのがヤバいところなんですよねぇ」

悠「目と目が合った瞬間バトル開始だろ」

福太郎「ポケモンのトレーナーかな?」

摩耶「目と目が合った瞬間バトル開始なら……悠君は毎秒誰かと戦ってるよね。」

悠「何それ怖い」

マリア「トラチーさんとかがずっーーと睨んでるでしょね。」

悠「何それ超怖い」

福太郎「リアルメンチビーム」

悠「やめてよぉ」

マリア「お前が始めた物語だ!」

悠「じゃあ、ちゃんとお前からボコボコにしてやるよ」

マリア「なんでも暴力で解決しようとするのは良くないと思うんですよね。」

悠「テメェの手首は球体関節か?おぉん?」

ともき「お前が言うな」

マリア「もうちょっと建設的な話をしませんか?」

悠「ビックモーターの話とかか?」

金剛「どのあたりが建設的なんだその話題」

悠「今一番熱い話題じゃね?」

ともき「悪い意味でな」

悠「バレないパンクのさせ方とか学べるぞ?」

ともき「完全に犯罪なんだよそれ」

摩耶「やってることはヤクザと変わらないよね」

マリア「いちゃもんつけてお金を請求してるようなものですからね。」

真樹「そういえばさ何か除草剤を撒いてるみたいなこともニュースで見たけどアレって何の意味があるの?お店と樹木って関係なくない?」

悠「あれは環境整備点検のためだ。」

真樹「なにそれ」

悠「プロメ」
パチン

プロメ(仮)【環境整備点検とはほぼ毎月回、副社長が他の本部の役員などを率いて
各店舗を回る恒例行事です。主に、『店の掃除が行き届いているか?』などをチェックするのですが、項目は年々増えて内容も厳しくなっています。減点されると、社員の査定や人事にも影響を及ぼしますが、中には挨拶の仕方が悪いとか、歩き方がおかしいとか、そんなことで『翌日から来なくていい』と言われ、事実上のクビ宣言が出されます。】

ともき「冗談だよな?」

悠「ところがどっこい事実らしいぞ」

プロメ(仮)【その環境整備点検では『店の前の歩道がきれいに掃き清められているか?』という項目があります。直前まで綺麗にされていても、例えば副社長が店に入るときに風で枯れ葉や雑草などが飛んできたりすると、そこで大幅減点です。そんなことになってはせっかくの社員の努力が報われません。枯葉が飛んできて店の前に落ちないように。環境整備点検で『減点されないためにはどうすればいいか?』となった時に、枯葉のもとになる樹木そのものを切ってしまえばいい、という結論に至ったわけです。】

摩耶「そりゃ元がなければ落ち葉は出ないだろうけどね。」

金剛「無茶苦茶すぎだろ」
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