ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】4

ーラスタ・ラヴ(7/24/夜)ー

悠「なんか怖い話ないかな?」

ともき「昨日も同じこと言ってたな」

悠「ホラーに飢えてるんだ」

マリア「鏡見てどうぞ」

悠「きゃあ!イケメン!」

「「「……」」」

悠「なんだよ。文句があるなら言え!おれは傷つかない!!」
ドンッ!

ともき「なんだコイツ」

マリア「じゃあ駒狸さんに気持ち悪いといってもらいましょうか」

駒狸「えーと?」

悠「本気で傷つくやつはやめろ。」

摩耶「傷つかないって言ったのに」

悠「相手による」

ともき「お前なぁ」

悠「そういえば夏は痛風が増えるらしいぞ」

マリア「痛風っていえばアレですね。プリン体」

真樹「痛風って痛いんだよね。」

駒狸「痛風の症状は、足や膝など関節部分が腫れて、激痛を伴いますね。」

悠「風が吹いても痛いと書いて痛風だ」

駒狸「痛風になる仕組みを説明しますと。食品から摂取されたプリン体が、肝臓で分解され尿酸になり、尿や便と一緒に排せつされます。ところが作られる尿酸が多かったり、うまく排せつできないと、血液中の尿酸が増えてしまう。ポイントは、「尿酸値が高くなると痛風のリスクが高まる」ということですね。尿酸の正常値は、1デシリットルあたり7mg以下で、これを超えると痛風のリスクが高くなります。」

真樹「ほーん…」

ともき「わかってないな」

悠「ざっくばらんに言うと尿酸が高くなりすぎて痛ぇだ。」

福太郎「夏に増える理由ってなんなん?」

駒狸「端的に言うとビールですね」

悠「おビール」

ともき「なぜ「お」をつけた」

駒狸「ビールはプリン体が多く含まれていますし、夏は特に冷えたビールを沢山飲んだりすることが多いですからね。」

摩耶「アウトドア、お祭り、ビアガーデン。」

金剛「暑いときには冷たいものが飲みたくなるしな。」

駒狸「それだけってことはないんですがやはりお酒などはプリン体が多いですからね」

悠「あと鶏レバーとか白子もプリン体多いな」

摩耶「酒飲みがこれまた好きそうなものだね」

福太郎「痛風鍋いうんもあったよな」

真樹「なにその怖い鍋」

悠「牡蠣、白子、あん胆を多く使った海鮮鍋だ。」

駒狸「プリン体の塊ですね。美味しそうではありますけど」

摩耶「これはビールもガバガバいっちゃうから待ったなしだね。」

悠「まぁ美味いもの食って飲んでできたんだが……多少はね?」

マリア「ほどほどに食べて飲んで健康に気遣っちゃダメなんですかね?」
69/100ページ
スキ