ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】4

ーラスタ・ラヴ(7/14/夜)ー

悠「ぶぉっほほほほっー!」

ともき「は?」

摩耶「ああ、ついに狂っちゃった。」

金剛「どうする?」

摩耶「こんな姿をみんなに見せるわけにはいかないし……。殺そう。」

悠「おい、色々と扱いが雑だろ。」

摩耶「なんだまだ理性残ってたか」

優日「えー、ぶっ飛ばすと混みたーい。悠は無様にぶっ飛ばされてよー。」

悠「いやだよ」

福太郎「ほんでどないしたん?」

悠「マスター1達成!!」

優日「……」
ゲシッ!ゲシッ!
悠「なに無言で人の腿蹴ってんだ」

摩耶「マスター2から結局上がれたんだ。」

悠「いや、吐きそうになるほど頑張ったんだぞ。2から3に落ちて2に戻って勝てば昇格までいったら言ったで先行とれたのに切断されてなかったことにされて。」

ともき「切断?」

悠「コイントスで表出たんだが相手に切断されるとそのままエラーになるんだ。」

真樹「っていうことはやり得なんじゃないの?」

悠「いや、相手は当然敗北扱いにな。けどこっちは勝ち負け判定なし。」

真樹「ああ、やった側はちゃんと負け扱いなんだ」

福太郎「せやけど勝てば昇格で表出たのにうやむやになるんはこっちの損よな」

悠「何が腹立つって相手はマスター1ランクだったことだ」

摩耶「あれ、ランクマって同ランクの相手と当たるんだよね?」

悠「普通はそうなんだが対戦相手が見つからない場合は同ランク外の相手とマッチすることもある。」

金剛「マスター1の相手はそれ以上ランク上がらないんだよな。」

悠「そうだ。つまり勝っても負けても何も減らない。」

福太郎「それやのにコイントス切断されたされたと」

悠「そうっ!!せっかく、せっかくやっと昇格戦で表がでたのにぃぃぃっ!!」
ドン!ドンッ!

ともき「暴れんな」

優日「落ち着きなよ」
ゲシ!ゲシ!
悠「だから腿を執拗にけるんじゃねぇ!」

摩耶「足から崩すのは基本だからね」

悠「それはそう」

真樹「そうなんだ」

福太郎「ほんでどうなったん?」

悠「もう一回対戦開始したがコイントスは裏で手札もくそで相手はガン回りで歓談に負けた」

優日「やったぜ」

悠「お前おれが優しい人間じゃなかったら顔面にぶん殴ってるところだぞ。」

優日「男女平等パンチ」

ともき「なにいってんだ」

福太郎「負けたってことはさらに二勝必要になったわけね。」

悠「そう、んで次のコイントスも裏だったわ」

摩耶「負の連鎖」

悠「それでさらに負けて、そっから三連勝してマスター1達成したわけだ。」

真樹「そんな状態からよく三連勝できたね。」

悠「コイントスは裏、表、表。正直裏で勝てたのがくそデカかった。あと、昇格戦で表が出て取り戻せたのもだ。ちなみに昇格戦の相手はまたマスター1が相手だったわ。」

ともき「同ランク外とそんなに当たるのか?」

悠「確率はそんな高くないはずなんだけど、たまたま運が悪かったとしか言いようがない」
59/100ページ
スキ