ｰラスタ･ラヴ(7/11/夜)ｰ

悠「あー……イライラする」

ともき「なんだよ」

悠「キッチリ。」

マリア「きっちり?」

悠「ランクマでキッチリと3から5まで落ちたわ」

摩耶「昨日言ってたね。さらっと3に上がれたから落ちるって」

悠「そうだ。ぜったい何かプログラム仕組まれてんだよ。」

摩耶「そういうの言い出すのは本当にアウトだと思うよ」

悠「だって実際落ちてるんだぞ?」

マリア「自分がへたくそなだけでは?」

悠「火の玉ストレートやめろ。」
ガァン!!

マリア「……ひぇっ。」

ともき「スツールひん曲ってんぞ」

摩耶「マジ切れしてて草」

マリア「あまりのことにワンテンポ遅れてびっくりしちゃいましたよ」

福太郎「ホンマにイラついとるんやね」

悠「あそこまで事故ったりするのがマジでイラつく。メタビ相手には先行とられるし」

摩耶「メタビいるんだね」

悠「おれの使うメタビはカスなのに相手が使うのは完璧なのが本当に腹立つ」

真樹「たまたまじゃないの?」

悠「そのたまたまが続くのが問題なんじゃい!ぶっ飛ばすぞ!!」

ともき「八つ当たりすんな」

摩耶「まぁ、ぶっちゃけ運がなかったってことに集約しちゃうよね。」

悠「ぐうぅぅっ!!」
ガンガンッ!

金剛「暴れんなよ」

摩耶「ゴリラかな?」

マリア「ゴリラは優しい動物ですから違いますよ。あれは怪物ですよ。」

悠「オレ、オマエ、ブットバス」

金剛「落ち着けての」
ガシッ!
悠「うごごごっ!」

マリア「ひぇっ…」

ともき「人間性を失って言ってんぞ」

摩耶「殺した方が世界のためかもしれない」

悠「考え方が怖いんだが」

ともき「お前のキレ方のが怖いよ」

悠「だってもう嫌なんだもん。負けるのはいいけどランクダウンするとホントに嫌な気分になる」

マリア「けど悠さんてだって負ければ降格相手を叩き落としてきてますよね。」

悠「おれはいいんだよ。」

真樹「無茶苦茶だぁ」

悠「降格昇格戦で90％ぐらい裏しか出ないんだ。たまに蹴落とすぐらい許されるだろうがっ!こちとらさんざん蹴落とされとるんやぞ!」

福太郎「ブレイク、ブレイク」

悠「ふーっふーっ!!」

ともき「煽るなよ…」

マリア「煽ってるつもりはないんですけどね」

悠「お前……ガチで殴り合うか?」

マリア「殴り合いません」