ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】4

ーラスタ・ラヴ(6/25/夜)ー

悠「ランクダウンしました」

拳二「……は?」

悠「マスター帯3から4にランクダウンしました。」

ともき「……結局落ちたのか」

悠「ハァイ!!」
どんっ!

優日「元気いっぱいだ」

マリア「明らかにブチギレてますよね。」

悠「ぜったい手札おかしいんだよなぁ。おれが先行だとクソ事故だったりゴキブリうらら相手だけ完備してたり」

拳二「ただただ運が悪いだけだろ」

悠「うるせぇぶっ飛ばすぞ!!」

拳二「やってみろや」

悠「おらぁっ!」
ドゴッ!
拳二「ぐっ!なんだごらぁ!」
ボゴッ!
悠「げふぉっ!」

マリア「なんで急に殴り合い始まってるんですかね」

優日「ようこそ、男の世界へ」

ともき「違うだろ」

福太郎「リンゴォ・ロードアゲイン」

悠「6秒……それ以上でもそれ以下でもない……きっかり6秒……時を巻き戻す。コイントスで裏だったら巻き戻してぇなぁ。」

優日「けど手札がくそになるんでしょ?」

悠「……」

マリア「わぁ、一瞬で目が死んだ魚みたいになりましたね。」

摩耶「やったぜ」

悠「なんでやねん」

福太郎「ほんでランク4に落ちて?」

悠「1時間ぐらい泣きながら頑張ってたら何とか3に戻れたよ」

優日「なんで戻れてんの?」

悠「もうわかんねぇ。なんで勝ててるのかわかんない……。」

ともき「それがわかんなくなったらもう終わりだろ」

悠「いや、もうほんと……なんで戻れちゃってるんだろうな……中途半端に生き残れてるからまだマス1を目指してしまう……。」

金剛「頑張れるなら頑張れよ」

悠「簡単に言わないでよ!そんな頑張れないわよ!心折れてんのよ!!」

優日「急にお姉になった」

マリア「心が折れると内なる女が出てくるんですかねぇ」

ともき「内なる女も何も実際にいるだろ」

摩耶「確かに表に出てきてるゆうちゃんいるね。」

悠「最近もうコイントスで後攻が出るよりも先行でくそ手札のほうが腹立つようになってきたわ」

摩耶「後攻なら初めから諦められるけど先行で何もできないのし嫌だもんね」

悠「あとおれのゴキブリは通らんくせに敵のゴキブリは通るのもガチで腹立つ」

マリア「もうお祓いとかしてもらったらどうですか?」

拳二「どうでもいいんだが家賃よこせよ」

悠「こんなに弱ってる人間から金とろぉってかっ!!」

拳二「そうだよ」
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