ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】4

ーラスタ・ラヴ(5/29/夜)ー

悠「雨凄くなぁい?」

ともき「これも台風の影響か何だろうか」

福太郎「台風二号やっけ?」

マリア「まだ二号何ですね」

悠「技の一号力の二号!」

ともき「は?」

悠「雨降って涼しくなるんじゃなくてジトッとしてるのは嫌だな」

マリア「夏が近づいている証拠では?」

悠「へへへへっ」

摩耶「夏って単語で元気になる妖怪」

悠「誰が美妖怪やねん」

ともき「美なんていってなかっただろ」

悠「美しさは罪」

マリア「じゃあ悠さんには関係ないですね。無罪ですよ。」

悠「今から殺人の罪を背負うかもしれない」
ガシッ!
マリア「頭じゃなくて首を掴んできてますもんねぇ」

ともき「余裕あるな?」

マリア「こんなことされたら抵抗もくそもないじゃないですか。できることと言ったら命乞いぐらいですよHAHAHA~」

真樹「めっちゃ余裕ある様子だけど」

悠「一秒ごとに力を入れていくか」

マリア「すいません、ごめんなさい、許してください」

金剛「折れるの早いな」

マリア「私は一般人ですよ?」

悠「お前は一般側じゃないだろ」

マリア「かなりの一般人ですが?」

ともき「かなりの一般人ってなんだよ」

マリア「典型的な小市民てことですよ」

摩耶「話は戻るけどこの台風が来たら完全に梅雨入りするのかな」

悠「アジサイが咲きだしてるから多分そうだな」

真樹「アジサイが咲くと梅雨入りなの?」

悠「時期的な話だよ」

マリア「アジサイって綺麗ですよね。食べれないのがもったいないくらいです。」

ともき「もともと食用花って少ないだろ。」

マリア「けどアジサイって薬になるらしいですよ?」

真樹「そうなんだ!」

悠「民間薬だけどな」

真樹「?」

摩耶「漢方とかには用いられてないってこと。」

悠「ちなみに普通に食うと毒だ。」

真樹「どうなるの?」

悠「吐き気を催す」

真樹「ひぇっ……。」

ともき「いや、そもそも食わないからな」

マリア「……ですよねー。」

ともき「食ったのか」

マリア「葉を塩漬けにしてなら」

悠「ちょっと美味そうではある。」

金剛「おいおい」

摩耶「荏胡麻の葉と思えばワンチャン?」

ともき「いや、全然違うだろ」

マリア「けど野草はとりあえず一通り食べてみるもんじゃないですか」

ともき「ねぇよ」
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