ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】4

ーラスタ・ラヴ(5/22/夜)ー

悠「あっ……。寒い。」

摩耶「今日は天気悪くなったもんね。」

福太郎「昼間までは晴れとったのにな」

悠「雨降るまで天気悪くなるとは思わなかったわ」

マリア「けど微妙に熱は籠ってる感じしません?」

悠「それはあるな。エアコンいれるほどではないけど暖房器具を起動するかどうか迷うぐらいには」

金剛「けど場所によっては今日も夏日だったみたいだぞ」

悠「いいなーいいなー」

マリア「熱を求める妖怪がいますね」

悠「マジかよ。ふくちゃん退治してくれ。」

福太郎「んー……無理かなぁ」

マリア「それは妖怪退治がですか?悠さんを退治することがですか?」

福太郎「両方」

悠「なんでおれが退治されるのも加わってるんだ?」

マリア「化け物だからですよ」

悠「右目だけくりぬいてやろうかテメェ」

ともき「その発言が完璧に化け物のソレなんだわ」

悠「じゃあ互いの右目をかけてゲームをするか」

ともき「どういうことだよ」

マリア「闇のゲーム過ぎませんかね。」

悠「ゲームは命のやり取りに発展するから仕方ないだろ」

摩耶「そうだね」

真樹「そうなの!?」

悠「おいおい、当然だろ?ガードゲームなんてポンポン死人が出るぞ?」

福太郎「マインドクラッシュされる場合もあるしな」

真樹「カードゲーム怖っ」

悠「そもそもゲーム関連は大概ひとが死ぬからな」

ともき「そんなことないだろ」

悠「いや、マジマジ。将棋だろうが麻雀だろうが死ぬから」

福太郎「麻雀は普通に死ぬ人多そう」

摩耶「麻雀はだいたいそういう話しにつながるよね」

金剛「賭けに負けてとかか」

悠「やめろー!死にたくない!死にたくなーい!」

摩耶「ニセアカギ」

福太郎「ざわざわしそうやん」

マリア「命はかけたくないですけどお金は欲しいですね。」

ともき「ド直球な強欲だな、おい」

悠「お?右目かけてゲームするか?」

ともき「お前はお前でなんで右目に執着してんだ」

摩耶「化け物だからね」

悠「だから誰が化け物やねん」

ともき「お前だよ」

悠「おれ、にんげん」

金剛「なんで急に片言になった」

マリア「というか右目かけてもお金になりませんよね。」

悠「おれの目はクルタ族の緋の目く゜らい価値があるはずだ」

摩耶「けど負けても意地でも渡さなそう」

悠「力づくでくり抜いてみろや、オラァン!」

ともき「賭けはどうしたんだよ」
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