ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】2

ーラスタ・ラヴ(1/3/夜)ー

悠「あっ……ラーメン食いたい。」

ともき「食えばいいだろ。」

悠「けど、ここ最近ちょっと食い過ぎてる気があってなぁ」

優日「クリスマスからお正月までは毎日バイキングみたいなもんだしね。」

ともき「その感覚はおかしい」

優日「なんなら現在進行形でバイキングだけどね!!」

福太郎「むしろ毎日?」

優日「食べ放題っ!!」

悠「食べ過ぎって言葉がねぇだろお前は」

優日「まぁね」

摩耶「けど、なんかこうさっぱりしたものが食べたくはなってくるよね。」

悠「店で売ってるオードブル系は揚げ物のオンパレードだからなぁ」

優日「だが、それがいい。」

福太郎「(胃袋が)強いなぁ」

優日「毒以外はなんでも食べます!毒があるものでも行けるなら食べたい気持ちはあります!!」

福太郎「強すぎるやん」

金剛「いや、死ぬからやめとけ」

悠「コイツフグの毒で死なないなら多少手足がしびれても肝とか食いそうだからな」

優日「そらそうよ」

ともき「いや、そうよじゃないだろ。」

悠「岸部露伴だってそこは踏みとどまってるぞ」

福太郎「そんかわり血栞塗には踏みとどまらんかったけどな」

悠「その覚悟があったから血栞塗の呪いを乗り越えられた。……そう考えるとチー多少の毒物を食う勇気は必要な物なのか?」

ともき「いや、違うだろ」

金剛「銀杏とかも食い過ぎたら体によくねぇって意味なら毒食ってるようなもんではあるけどな」

優日「銀杏中毒って人によってまちまちって聞くよね。40~700個ぐらいの間でなるとかも。」

真樹「銀杏そこまで食べたら普通に気持ち悪くなるのも仕方ない気がする。」

悠「好きな奴は好きだからな」

摩耶「悠君は?」

悠「普通だな。たまに茶碗蒸しに入っている程度で十分だ。」

優日「じゃあ、別の毒に挑戦する?」

悠「なんで毒物限定なんだよ」

優日「毒を食らわば皿までっていうじゃん?」

ともき「使い方間違ってんだよ」

優日「ならコーヒー70杯」

悠「致死量じゃねぇか」

優日「水6リットル」

悠「だから致死量なんだよ」

真樹「そうなの?」

福太郎「言われとるね。」

摩耶「まぁ、コーヒー70杯とかそりゃ死ぬだろってなるよね。」

悠「カフェインと水分のダブルパンチ」

摩耶「チョコレートは38枚だったけ?致死量」

悠「胡椒は小さじ129杯だな」

ともき「致死量たる量ではある気もするけど、そもそも胡椒129杯てのが想像できないな」

福太郎「塩分とかで血圧が急上昇して逝ってまうんやろけどね」

悠「ちなみにサクランボの種は2粒で死ぬ可能性があるらしいぞ」

真樹「なんで?!」

悠「すりつぶすと青酸を含む有害物質を内包するものがあるからだ。」

真樹「なにそれ普通に怖い」
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