ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】2

ーラスタ・ラヴ(12/24/夜)-

悠「クリスマスイヴとクリスタルレイク似てるよな」

崇「……」

悠「うわ、すっげぇ冷たい目で一瞥だけしやがった」

氷室「何を言ってるのか理解できなかったので無視したという流れだと思いますよ。」

悠「それはそれで辛い。」

崇「お前は一年中何言ってるのか理解できんがな」

悠「それは理解できないんじゃなく、崇がおれを理解しようとしてないんだよ。理解する努力して?」

崇「…………」

悠「完全無視」

摩耶「殴られなくて良かったじゃん。」

悠「クリスマスに殴る蹴るなことは良くないと思うんだ」

金剛「けど、酔っ払いとかで殴る蹴るが街中では普通に起こってるだろ」

悠「リア充を爆破させに行ったりな」

金剛「それは知らん」

福太郎「リア充爆発ではないンやけど都ホテル岐阜長良川のクリスマスイベントが面白そうやで」

氷室「ほう、どういうイベントですか?」

福太郎「ブラッディクリスマス~殺人鬼たちの隠し通路~」

金剛「……あぁん?」

福太郎「普段は入れンホテルの従業員通路を自ら歩いて進むウォークスルータイプのお化け屋敷らしいで。」

プロメ(仮)【岐阜クリスマス連続殺人事件。毎年クリスマスの日に複数の人間が殺害される連続殺人事件。刑事であるあなたは、容疑者が潜伏しているとみられる、あるホテルの隠し通路を突き止める。同僚の刑事である徳川刑事とともに、隠し通路に潜入をする。そこには想像を絶する真実と恐怖が待ち受けていた。 】

摩耶「へぇ、そういうのがあるんだね。」

氷室「ストーリーもしっかりしてますね。」

悠「殺人鬼たちってことは復数人いるんだろうか」

福太郎「言われてみれば確かに」

金剛「よくそういうのに気が付くな…」

崇「しかし、なぜ冬にお化け屋敷なんだ?普通は夏にやるもんだろ」

悠「夏には夏の冬には冬のホラーがあるだろ」

プロメ(仮)【クリスマスの時期に開催する恐怖体験イベントは、今年で2年目。新型コロナウイルスの影響で、昨夏イベントができなかったことから、夏の風物詩「怪談」と「肝試し」を冬のクリスマス企画に取り入れたそうです。】

崇「なるほどな」

悠「なるほどな」

金剛「全然わかんねぇ。」

摩耶「そう?結構面白そうだけどね。」

福太郎「それこそカップルで楽しむいうパターンもあるンとちゃうかな」

悠「本当に殺人鬼に追い回されるといいのにな☆」

崇「アホか」
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