ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】2

ーラスタ・ラヴ(11/6/夜)-

悠「ヘル&ヘブンっ!!」

ともき「なんだよ」

優日「唐突なガオガイガー」

福太郎「ゾンダーが現れたんかな?」

悠「昨日からダイヤ帯の5と4を反復横跳びし続けて頭おかしぃなるで!!」

ともき「しらねぇよ。」

悠「ちなみにクリスマスにはDCがあるぞ。」

優日「ドリームキャスト」

悠「ドリームキャストは死んだ!もういない!!」

マリア「ゲーム機でしたっけ?」

悠「セガのハードだ。ただし失敗したけどな。」

真樹「なんで失敗したの?」

悠「まぁ、いくつか原因はあるが一番の原因は発売時から供給が追い付かない、という問題を抱えていたからだ。」

鈴猫「どうして追いつかなかったの?」

悠「ドリームキャストが搭載する、グラフィックスチップPowerVR2の開発が予定よりも遅れたことが発端だった。そのせいで生産とソフト開発にも遅れが発生。発売当時の豪華タイトルのソフトはほとんど発売延期となりました。品薄と合わせて、スタートダッシュが失敗に終わったわけだ。」

福太郎「しかも、供給不足の問題を解決できんまま、ソニーがプレイステーション2を発表したしな。」

鈴猫「プレイステーション2ってやっぱりすごかったんだ。」

摩耶「性能的に上だったからね。」

プロメ(仮)【プレイステーション2はドリームキャストを上回る美しいCG処理に加え、DVD再生機能を搭載し、プレイステーションのソフトをそのまま楽しめる、という豪華な仕様でした。】

マリア「そういえばDVDってプレステ2から見れるようになったんですね。」

悠「なにげにこれは感動もんだったな。まだまだDVDプレーヤー高いころだったしゲームもできるし一挙両得だったわけだ。」

鈴猫「それで負けちゃったと」

悠「これが大打撃だったのは事実だがトドメは別にある。」

マリア「まだあるんですか。」

プロメ(仮)【1999年3月に発表されたプレイステーションの発売は、2000年6月に発売を予定していました。その間、ドリームキャストは捨て身の姿勢で値段を29,800円から19,900円に値下げ。ただ、これは1台売るごとに10,000円赤字という状態で、さらに値下げ直後は好調だったものの、すぐに勢いは衰えてしまいます。そして、プレイステーション2発売後、数ヵ月で普及台数は追い抜かれ、2001年にセガは家庭用ゲーム機本体事業からの撤退を発表するのでした。】

マリア「売れば売るほど赤字……ウップッ!!」

ともき「吐きそうになるな」

マリア「他人事ながら脳と心と胃に来ますね」

福太郎「大ダメージやん」
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