ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】

ーラスタ・ラヴ(9/3/夜)-

悠「あばばばばっ」

ともき「……」

福太郎「なにを投与すればええんかな」

マリア「テトロドトキシンとかどうですかね。」

悠「泡吹いて死ぬぞ」

マリア「ワンチャン耐えられませんか?」

悠「……いや、きついな。」

マリア「悠さんなら頑張ればいけませんか?本当に無理ですか?」

悠「んんんっー-!生はきつくても……火を通せば……」

ともき「いや、悩むなよ。やめろよ。」

摩耶「卵巣ならぬか漬けにすれば毒抜けるじゃん。」

真樹「そうなの?どのぐらいで?」

摩耶「3年」

真樹「3・ね・ん!?」

金剛「石川県の郷土料理だったけな。」

マリア「何が怖いって毒が抜ける仕組みはわかってないことですよね。」

真樹「わかってないの!?」

悠「けど、生で食べてみたいよなフグの肝も。」

ともき「死ぬって」

真樹「っていうかさ、フグの肝を生で食べておいしいの?塩漬けや麹漬け、糠漬けにしておいしいのはわかってるけど、生で食べておいしいかどうか」

福太郎「江戸時代には「フグは食いたい、命は惜しし」って名文があるな」

マリア「「一度食べたら忘れられなくなるほど美味しい。」と食通を唸らせるほど美味しいらしいのです。」

悠「命を賭けて食べるほど常軌を逸した美味しさってことだ。」

ともき「それにしたって命懸けすぎだろ。」

マリア「命がけっていうか確実に死ぬんですけどね。」

真樹「テトロドトキシンってどれぐらい強い毒なの?」

悠「青酸カリの1000倍だ」

金剛「トラフグ1匹で10人殺せるぐらいの毒だな」

真樹「ひぇっ。」

摩耶「ところでなんで発狂してたの?」

悠「マスターデュエルのランクマでプラチナ2から4まで落ちた」

マリア「コイツいっつもランクマして落ちてんなぁ。」

悠「死にたいらしいな」

マリア「なぁんて冗談ですよ。冗談。」

福太郎「ほんで今はどうなったん?」

悠「ダイヤ5に上がれたよ」

ともき「普通にプラチナより上に行けてるんじゃないか」

悠「言葉にしたらあっさりだがプラチナ4からダイヤ帯まで本当に地獄だったから……何度も発狂したし……。」

マリア「脳の血管がそのうちキレますよ」

悠「だからあまりおれを煽るんじゃない。本当に拳が出るぞ。」

マリア「そんなぁ、私は悠さんを煽ることが楽しみの一つなんですよ?」

ともき「お前はお前でおかしいからな。」
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