ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅵ】

ーラスタ・ラヴ(9/2/夜)-

悠「すでに地獄は始まっている。」

ともき「は?」

悠「マスターデュエルのランクマだ」

福太郎「すでに地獄と?」

悠「昨日プラチナ3まであがって今日プラチナ5に戻った」

優日「はい」

悠「はい、優日君」

優日「これ本気でいじったら怒るやつ?」

悠「わりとガチ目に怒ります。」

優日「じゃあ、やめとこ。」

摩耶「ちゃんと事前に確認取っている+114514点」

優日「安全確認は大事。ヨシッ!」

摩耶「ヨシッ!」

金剛「なんだそれ」

福太郎「現場猫やね。」

悠「現場猫のヨシは良くないんだけどな」

福太郎「ほんで何があったん?」

悠「事故&勇者」

摩耶「事故はもう運がないんだよ」

悠「勇者は?」

摩耶「事故だよ。」

悠「つまり……先行勇者と当たることも先行で手札が悪いのも事故。」

優日「つまり全部事故だね。」

悠「なぁんだ。全部事故なのかぁ。」
ガンッ!

真樹「ひぇっ…」

ともき「テーブルを叩くなよ」

悠「拳をふるいたくもなる!!」

優日「でも、まだ月初でしょ?気にし過ぎなんじゃない?」

悠「それはそうなんだけどな。とんとん拍子で3まで上がれたのに一気に落ちたことが辛いんだよ。」

福太郎「なるほどなぁ。」

金剛「それでやめたのか?」

悠「いや、3まで上がりなおしたよ」

摩耶「は?」

悠「は?っはないだろ。結局5時間ほどやってプラマイ0って結果なんだからな。」

ともき「そう聞くと辛いな」

優日「でもさ、本当の地獄はプラチナ1までいってからダイヤに上がるかどうかの昇格戦だよね。」

悠「想像しただけで吐きそうになるからやめて。」

金剛「毎月どんな気持ちでいるんだお前……。」

悠「本気で胃を痛めるか血尿出るかってぐらいのストレスは感じてる。」

ともき「もうやめろよ。」

悠「こんな……こんなおれでも……デュエリストなんだぁぁ!」

優日「なんだ。まだまだ余裕あるじゃん」

摩耶「そうだね。」

悠「まぁ、まだ手にケガを負ってないからな。」

真樹「ケガすることは前提なの?」

悠「なんど床とか壁とかをぶん殴るかわからんからな。」

ともき「物に当たるな」

優日「側に殴っていいものとか置いといたら?」

悠「殴っていいもの…後楽か」

ともき「やめろやめろ。」

摩耶「悠君の家で一番頑丈なもの殴ればいいんだよ」

悠「というと?」

摩耶「自分」

悠「ボロボロになっちゃうよぉ」
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