ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/27/夜)ー

亮「あぁ~…」

ともき「肩こりか?」

亮「いや、筋肉痛…最近羅漢館長が一段とアレでな。」

ともき「それでもちゃんと通ってるんだな。」

亮「おれはほら、元から皆より遅れてるからせめて通いつめるくらいはしないとな差が埋まらないんだよ。むしろ引き離されてるっていうか…」

ともき「そうなんですか?」

金剛「亮はまだまだ延び盛りだろ」

摩耶「うんうん。少なくとも引き離されてるって事はないと思うよ」

卯天「若輩者というなら俺でしょうか」

亮「いや、卯天くんは色々あるじゃん」

卯天「技の多さが決定的な強さじゃないですよ」

摩耶「心技体のバランスが大事だよ。っといいながら僕は体はどうしようもないんから、そういう点から見たら亮君は身長もあるし理想的なんだよ?」

亮「そうかな」

ともき「そうだろ。だって、実際悠よりは身長あるんだろ?」

亮「一、二センチの差だよ。それをいったら金剛さんなんか…」

金剛「デカければいいというもんでもねえぞ。色々不便だしな。立ち上がるだけで天井とかに頭打つし。」

ともき「それは金剛さん級(クラス)のサイズの人だけかと」

摩耶「少しじぇらしー」

金剛「摩耶に妬まれるのは恐いなぁ」

卯天「そのわりには楽しそうな顔ですね」

金剛「はっはは」

摩耶「むぅ~」

澪「摩耶君は悠ともだけど、金剛さんとも仲良しだな」

摩耶「うん、金剛も大好きだからね。」

金剛「……」

ともき「照れてます?」

亮「照れてるな」

金剛「うっせぇよ」

摩耶「あはは。」

悠「う~ちぇき…さぁむいなぁ。」

澪「よう、いらっしゃい」
悠「さぁむいぜ。っか、なんだ雁首揃えて」

摩耶「やほ~」

金剛「ま、偶然集まった感じだな。」

悠「野郎ばっかりだな。美喜は?」

澪「今日は休みだ。昨日はおれが休みだったからな」

悠「そうか。まぁ何でもいいや。これ、よかったらみんなで食ってくれ。」

摩耶「なになに?」

亮「和菓子だ…おはぎに団子に焼き餅に饅頭」

悠「甘いもんばっかりで悪いけど全部処理してくれたら助かる」

亮「甘いもの最高じゃないか」

卯天「疲れてるときには甘いものがいいですしね。」
金剛「俺は団子一本だけもらうとするか…」

摩耶「アム…美味しいね。」

ともき「これは悠の手作りか?」

悠「まぁな。」

卯天「なにかあったのですか?」

悠「何もないけどなんで?」

卯天「いえ、これだけのお菓子をなんで作ったのか少し気になりまして」

悠「ちょっとした余りもんだよ。」

卯天「悠さんの手作りど余り物ですか?」

悠「まぁいろいろあるんだよ。」

ともき「また何かしてるのにコイツ教えてくれないんだよ。」

悠「ま、そのうちな…。」
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