ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/26/夜)ー

鈴猫「の、喉いたい…」

美喜「叫びすぎでしょ」

駒狸「どうぞ、ハチミツショウガ水です」

美喜「サラッと妙なもの出したわね」

駒狸「栄養ジュースです」
摩耶「わぁ、黄金色だね。」

優日「しかもトロトロ」

楓子「黄金色の水やよ。」

影子「黄金水ね」

摩耶「その言い方はアウトだと思うよ?」

影子「っ…」

パッ!

摩耶「あ、消えた」

駒狸「えと、飲みます?」

鈴猫「ちょっと遠慮するね…」

美喜「まぁ、飲みにくわよね」

摩耶「悠くんなら一気のみしたかもしれないけど」

優日「かなり高濃度のこれを一気かぁ」

摩耶「ほら、悠くんって恋姫で翠とか美羽とか大好きだし。」

駒狸「?」
鈴猫「?」
影子「?」
美喜「?」

優日「意味がわかる分かなり引くかな」

楓子「どういう意味ですやよ?」

摩耶「うん、いっちゃうとねどっちのキャラもお漏らしネタがあるんだよ」

鈴猫「ブッ…」

楓子「なるほどやよ。師匠のハードコアハートならそういう趣向を好まれる場合も否定できないやよ」

影子「できねぇのかよ」

美喜「気になってたんだけどさ」

楓子「はいやよ?」

美喜「デコちゃんは引かないわけ?」

楓子「何をですかやよ?」

美喜「悠のこと少なからず一般人からしたら虫酸が走るような性癖とか持ってるかもしれないのよ?かなりの高確率で」

鈴猫「いやいや……」

優日「はっきり否定できます?」

鈴猫「……」

楓子「引くだなんてとんでもないですやよ。私にとって師匠はあらゆる意味で尊敬してますからやよ」

美喜「わからないわ」

楓子「そう思いますやよ」

摩耶「悠くんは好かれる人を選んじゃうからね。わりと寛大な理解力がなかったらただのド変態貞子髪だからね」

鈴猫「ド変態って…」

優日「否定できます(パートちゅ~)?」

鈴猫「ごめんなさい…できません」

美喜「摩耶は摩耶で本当に悠が好きなのかどうか怪しいわね…」

摩耶「好きじゃないよ。大好きだよ。」

楓子「くぅ~…摩耶さんが男性なのが悔しいっすやよ。もし女性ならぜったいにいいカップルになってますやよ」

摩耶「あはは」

美喜「否定も肯定もしない笑いがマジっぽいわね…」

鈴猫「……」

駒狸「あの、じゃあデコちゃんさんも悠くんが好きなんですよね?」

楓子「好きというか崇拝していますやよ」

駒狸「カゲコちゃんさんは?」

影子「あ、あたいがあんなケダモノ好きなわけねぇじゃん!」

楓子「師匠はケダモノじゃなくバケモノですやよ」

摩耶「マモノも可だね」

美喜「アンタ達はアイツの何がいいの?」

優日「……」

楓子「秘密ですやよ」
摩耶「秘密だよねー」

優日「なんだかんだで自分を認めてくれるところと…ときどき見せるさびしそうなところが可愛くて好きなんだよね?」

楓子「ヒソヒソ(摩耶さん、摩耶さん、師匠は今チャンスを逃がすとこんないい人、二度と会えないと思うですやよ)」

摩耶「ヒソヒソ(まぁ優日ちゃんは天使だからね。僕らが何年もかけて知ったことをさらりと開拓するし)」

楓子「ヒソヒソ(どうにか出来ませんかやよ?)」

摩耶「ヒソヒソ(無理じゃないかな~)」

優日「?」
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