ｰラスタ･ラヴ(1/24/夜)ｰ

悠「あ゛ー…」

美喜「うっとおしいわね…」

楓子「申し訳ないですやよ」

美喜「いや、デコちゃんが謝らなくてもいいのよ」

悠「デコ～、腰揉んでくれ」

楓子「はい、よろこんでやよ！！」

美喜「ヤロウ…」

澪「とりあえず、オーナーその右手に握っている氷砕くハンマーを置きましょうか」

悠「はぁ～」

楓子「いかがですやよ？」

悠「いい感じだぁ…」

ともき「ちわっ…」

亮「うっす…」

悠「あ～…きもちいい…」

ともき「なにしてるんだ？」

悠「あー…ちょっと疲れててなぁ。デコにマッサージしてもらってる次第だ～」

亮「最近付き合い悪いのはその疲れと関係するのか？」

悠「ん～どぉ～か～かぁ～あぁん…」

ともき「妙な声出すなよ」

悠「いやっ…んっ…なかなかっんっ…上手いなっ…」

楓子「こんなこともあろうかとマッサージを駒狸さんからご教授していただきましたやよ」

悠「なるほどぉ…あぁ…きもちいぃ…」

楓子「師匠に喜ばれるなら私はなんでもがんばりますやよ！」

ともき「……」

亮「……」

楓子「どうかしましたかやよ？」

ともき「いや、思ったんだけどさ」

楓子「はいやよ？」

ともき「デコちゃんが悠と付き合ったらいいんじゃないか？」

楓子「……はいぃ？！」

ｸﾞｷﾘｭ…

悠「ぶぁっ！？」

亮「あ…」

楓子「そんな、私なんかが師匠の彼女なんて烏滸(おこ)がましいですやよ」

ｺﾞﾘﾘｯ…

悠「ぴいぃ！？」

ともき「でも、そうやって悠に尽くしてるし」

楓子「師匠にはお世話になりましたやよ。それでそのお礼に尽くすのはとうぜんですやよ！」

ﾐｷﾞﾐｷﾞｷﾞ…

悠「がはっ…」

亮「その人の命が腰から尽きようとしてるぞ」

楓子「はっ！？し、師匠申し訳ございませんやよ～！」

美喜「いいわよ。デコちゃんがやらなかったら。私が殺ってたし」

澪「字が違います…」

ともき「悠、生きてるか」

悠「選手…生命が…終わったかもしれない…あぁ…デコよ…お前とあのときネオホンコンで出会いさえ…しなければ」

楓子「師匠～！東方は赤く燃えてないですやよ！」

ともき「なんだこれ。」

悠「いや、師匠といったら東方不敗かなと。年取ったら弁髪にしようかな」

亮「弁髪だけなら今でも余裕で出来るだろ。」

悠「いや、髭も蓄えないと」

楓子「師匠なら、髭も似合いますやよ」

ともき「どっから突っ込んだらいいのかな…」

楓子「突っ込むなら、やはり目玉とかですかやよ？」

悠「そうそうザクッとな」

ともき「そんな物騒な話してないよ！」

楓子「よろしかったら佩刀(はいとう)をお貸ししましょかやよ？」

ともき「いらないから…刀出さなくていいから。」

亮「確かにこの二人いいカップルかもな…」