ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/23/昼)ー

紅「うーす」

悠「ちぇき。」

ともき「よーす」

紅「なあなあ昨日の続きなんだけどさぁ」

悠「昨日っていうとあれか「俺は旅人…もう何年も旅をしている…死んだ」って夢を見た話か」

紅「そんな話をした覚えはないけど。悠、悩みがあるなら聞くけど…」

ともき「なんでいきなり暗い雰囲気なんだよ」

悠「それでなんだ?」

紅「あーそうそう。悠の女関係どうとかじゃなくてよタイプの女ってどんなの?」

楓子「そうですやよ!それを聞いて師匠にぴったりの女性を探しましょうやよ!」

悠「当初の目的と大幅に変わりまくってるな。あと、お前最近、おれに着いてきすぎな。」

楓子「申し訳ないですやよ…」

美喜「ちょっと、言い方ってものがあるでしょ。」

楓子「いえ、構わないのですやよ。師匠の命令は絶対ですからやよ。」

悠「命令とかじゃないけどな…」

紅「それで悠の好みのタイプは?」

悠「まだ、続けるか…しかし、あえて答えるなら三白眼の天使」

「「「は?」」」

悠「うーむ、誰も解らんのはちょっと寂しいな。」

ともき「また、なんかのキャラか」

悠「もちろん。」

紅「なるほど、つまり三白眼で天使な女を探せばいいらしいぞ。デコすけ」

楓子「三白眼は探せば見つかりもするかもしれませんが天使は見つかりませんやよ?」

紅「天使か…。悪魔は探せば見つかるかもしれないけどな」

悠「(こいつらのコンビ見てたらおもろいな)」

ともき「君ら論点が大きくズレ出してますよ?」

紅「ところで三白眼ってなんだ?」

ともき「解らなくていってたのか…」

悠「三白眼ってのは、虹彩(黒目)の部分が小さくて、白目の部分の面積が多いことだよ。上方寄りの黒目に対して、左右および下方の三方が白目であるっていう状況からそう呼ばれるんだ。」

紅「……ようはむちゃくちゃ目付きの悪いってことか」

ともき「それは世界の三白眼の人を敵にまわす発言な気がする」

悠「(たしかに、神姫とか聞いたらマジギレしそうだな。あ、そういや神姫は完璧な三白眼だった。天使では無いけど)」

紅「じゃあ、やっぱり問題は天使だな。」

楓子「どうやって捕獲するかですねやよ。」

紅「天使って事は羽とか生えてるよな。」

楓子「叩き切れば大丈夫ですやよ。」

ともき「君ら怖いよ。てゆーか、天使の羽を切るとか極悪非道もいいところだな…」

楓子「……とりもちでいきますかやよ?」

ともき「あの、天使はバッタかなんかじゃないんだから」

紅「バットで後頭部強打」

ともき「場合によったら死ぬから!」

悠「スタンガンで首筋をバチッと」

ともき「全部犯罪だよ!っか、なにボケにまわってんだよ。」

悠「おれの本分はボケだからに決まってるだろ!」

ともき「あーもー…どうしょうもねぇな。」
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