ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】
ーラスタ・ラヴー
森下「なんてこった…。」
澪「そんなに落ち込まなくても」
美喜「そうよ、悠ならまた来るわよ。」
森下「うん。いや、わかっては居るんだけどね。せっかく会えたのに挨拶はおろか顔も見なかったのが悔しくてね。」
澪「はぁ、けど、崇さんを追ってたんじゃないんですか。」
森下「うん。崇くんは勿論追ってるよ。今日も取材依頼をお願いしてきたしね。」
澪「結果は?」
森下「はは、いつもどおり断られたよ。」
美喜「アナタもへこたれないわね。」
森下「それが仕事だからね。けど、小鳥遊くんと話ししたいのは理由があるんだよ。」
美喜「理由?」
森下「ああ。崇くんからの言伝てで『街の事を調べたいなら、小鳥遊くんに話を聞け。あのお人好しなら案内でも事件の話しでも何でも相談にのる。』って言われてね。」
澪「はぁ…なるほど。(オーナーこれって…)」
美喜「(相手にするのが面倒になって来たから体よくあしらわれたのね。)」
澪「(何だかんだで悠は人がいいし、面倒見るもんな。)」
森下「それにしても…小鳥遊くんってどんな人だい?」
澪「え、あ~~…お人好しかな。高校三年でストリートファイター。」
美喜「あと…無駄なことはよく知ってるわね。いい意味でも悪い意味でも。あとは…お金には執着しないタイプ。」
紅「料理も掃除もできるし、やたら髪が綺麗だな。女だったら俺絶対告ってるよ。」
美喜「あら、来てたの。」
紅「あれ、あんまり驚かないな。」
澪「はは、なんかもう馴れちゃって。どうぞ、ホワイトミモザです。」
ホワイトミモザ
7度中口ビルド
シャンパン適量
グレープフルーツジュース60ml
シャンパングラスに冷えたグレープジュースを注ぎ、冷えたシャンパンで満たす。(分量はグラスに1対1の割合)
美喜「「ミモザ」のオレンジジュースをグレープフルーツジュースに変えたものよ。グレープフルーツのほろ苦さがきいて、スッキリとした味わいよ。」
紅「そうか。さて、記者さん。」
森下「……あ、は、はい?」
紅「はは、記者さんは驚いたみたいだな。今度は悠の追っかけかい?」
森下「あはは。色々あってね。」
紅「ふぅん……。」
森下「あ、いや、悪い記事を書こうとかじゃないから。」
紅「いや、そうじゃなくて、なんか厄介ごとでも頼むのかなって。」
森下「厄介ごと?」
紅「ヤミ金に終われてるとか薬の売買に関わったとか、ヤバイ連中に目をつけられたとか。」
森下「そ、そんな事ないけど……なんで、小鳥遊くんに相談するわけだい?」
紅「はは。やっぱり、何だかんだいってもアンタは表の記者だね。覚えといた方がいい、もしこの街で本気で困ったなら小鳥遊悠か宗方六花に頼る事だ。アイツらは裏も表も顔が利く中立だ。それに悠は良い奴だ。無茶も無理も聞いてくれるほどな。」
森下「……なら、あの話し…いや、うん。ありがとう。是非話してみるよ。」
森下「なんてこった…。」
澪「そんなに落ち込まなくても」
美喜「そうよ、悠ならまた来るわよ。」
森下「うん。いや、わかっては居るんだけどね。せっかく会えたのに挨拶はおろか顔も見なかったのが悔しくてね。」
澪「はぁ、けど、崇さんを追ってたんじゃないんですか。」
森下「うん。崇くんは勿論追ってるよ。今日も取材依頼をお願いしてきたしね。」
澪「結果は?」
森下「はは、いつもどおり断られたよ。」
美喜「アナタもへこたれないわね。」
森下「それが仕事だからね。けど、小鳥遊くんと話ししたいのは理由があるんだよ。」
美喜「理由?」
森下「ああ。崇くんからの言伝てで『街の事を調べたいなら、小鳥遊くんに話を聞け。あのお人好しなら案内でも事件の話しでも何でも相談にのる。』って言われてね。」
澪「はぁ…なるほど。(オーナーこれって…)」
美喜「(相手にするのが面倒になって来たから体よくあしらわれたのね。)」
澪「(何だかんだで悠は人がいいし、面倒見るもんな。)」
森下「それにしても…小鳥遊くんってどんな人だい?」
澪「え、あ~~…お人好しかな。高校三年でストリートファイター。」
美喜「あと…無駄なことはよく知ってるわね。いい意味でも悪い意味でも。あとは…お金には執着しないタイプ。」
紅「料理も掃除もできるし、やたら髪が綺麗だな。女だったら俺絶対告ってるよ。」
美喜「あら、来てたの。」
紅「あれ、あんまり驚かないな。」
澪「はは、なんかもう馴れちゃって。どうぞ、ホワイトミモザです。」
ホワイトミモザ
7度中口ビルド
シャンパン適量
グレープフルーツジュース60ml
シャンパングラスに冷えたグレープジュースを注ぎ、冷えたシャンパンで満たす。(分量はグラスに1対1の割合)
美喜「「ミモザ」のオレンジジュースをグレープフルーツジュースに変えたものよ。グレープフルーツのほろ苦さがきいて、スッキリとした味わいよ。」
紅「そうか。さて、記者さん。」
森下「……あ、は、はい?」
紅「はは、記者さんは驚いたみたいだな。今度は悠の追っかけかい?」
森下「あはは。色々あってね。」
紅「ふぅん……。」
森下「あ、いや、悪い記事を書こうとかじゃないから。」
紅「いや、そうじゃなくて、なんか厄介ごとでも頼むのかなって。」
森下「厄介ごと?」
紅「ヤミ金に終われてるとか薬の売買に関わったとか、ヤバイ連中に目をつけられたとか。」
森下「そ、そんな事ないけど……なんで、小鳥遊くんに相談するわけだい?」
紅「はは。やっぱり、何だかんだいってもアンタは表の記者だね。覚えといた方がいい、もしこの街で本気で困ったなら小鳥遊悠か宗方六花に頼る事だ。アイツらは裏も表も顔が利く中立だ。それに悠は良い奴だ。無茶も無理も聞いてくれるほどな。」
森下「……なら、あの話し…いや、うん。ありがとう。是非話してみるよ。」