ｰラスタ･ラヴ(1/22/昼)ｰ

悠「って、感じで結局昨晩眠れてないんだよ。ふあぁ…」

ともき「真桜ちゃん、寂しいんじゃないのか？」

悠「いや、寂しかないだろ。うちには悠(女)もデコもカゲコも駒狸さんも灼羅たんも花描くんも要ちんの誰かが必ず居るんだぞ。」

亮「賑やかそうだな。」

悠「毎日が大騒ぎだろ。多分。」

千夜「多分てなんだ？」

悠「いや、おれ最近うちに帰るの深夜だから、あんまり家のこと知らんかったりする。」

ともき「家主としても人としてもズレてるな」

紅「てゆーか、真桜の嬢ちゃんの寂しさはそれじゃあ埋まらなくね？」

悠「あー？」

紅「だって真桜の嬢ちゃんは悠と居たいんじゃないのか？」

悠「ゆうなら居るだろ。あの蓬莱ニートバリのニートが」

澪「その括りなら悠は竹林ホームレスならぬストリートホームレスになるぞ」

悠「俺がもこたんでアイツがてるよかよ…。」

紅「っでなくて、女じゃなく男の悠がいいんだろ」

悠「なんで？」

ともき「でたよ…」

千夜「これは俺でも解った。コイツがアレなのが」

悠「あー？」

紅「いや、真桜の嬢ちゃんが悠を大好きだからだろ」

亮「うぉ…紅攻めるなぁ」

ともき「紅君はこういうときにも本当に頼りになるな」

千夜「けっ…」

悠「なぁに、あの頃の年ごろはなんとなく年上に甘えたくなるだけだろ。あと数年もしたら真桜だけでなく海達だって俺から興味なんか無くなるよ」

亮「おれ最近、悠はフラグをブレイクするんじゃなく、自分との人間関係の繋がりをぶち壊してる気がしてきた」

ともき「フォローも否定もしてやれない…」

悠「酷いな。っか、そんなことねぇよ」

千夜「どうして言い切れる？」

悠「えー、だって人間関係をぶち壊してるならお前ら今おれと話してるわけないじゃん。嫌いならおれみたいなとワザワザ同席したり必要なとき以外話したりしないだろ。本当に嫌なら無関心になるもんさ」

亮「それは…」

ともき「うーむ…」

千夜「……」

紅「まぁ、俺は普通に悠好きだし。」

悠「ありがとよ。」

楓子「しかし、師匠はもう少し女性との関係をキチンとしたほうがいいと思いますやよ」

悠「今まで黙ってたのに、急になんだ」

楓子「えと……まずはジンジャエールのおかわりをもらっていいですかやよ」

悠「…好きなだけ飲め。」

楓子「はいっすやよ♪すいませぇーん。ジンジャエールおかわりもらいたいですやよ」

美喜「はい、どうぞ」

楓子「♪」

澪「デコってジンジャエール好きなんだな。」

悠「いや、ジンジャエールっか、炭酸飲料好きなんだよ。うちでも飲めばいいのに俺が買わないからって何も炭酸飲料買わないんだよ」

楓子「居候の身でそんな真似は失礼かと…やよ」

悠「いや、確かに居候、居候ってるけどそんな小さいことは気にするなよ…。」

亮「いい娘だな。」

紅「確かに俺だったら普通に好きなもん買って冷蔵庫使うし」

悠「実際に俺の部屋の冷蔵庫使ってるじゃん。」