ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/21/深夜)ー

紅「炎銃を氷室の兄さんに頼んで大丈夫だったかな」

ともき「氷室さんは酔った女性をそのままお持ち帰りするような人じゃないって」

紅「いやいや、そーでなくて、氷室の兄さんが無事かどうかってこと」

ともき「そっちか…」

紅「ある程度酔いが醒めてきて、隣に氷室の兄さんがいたら迷わず発砲しそうじゃん」

ともき「否定できないな」

美喜「てゆーか、氷室も何しにきたのかしらね。」

澪「結局なにも飲まなかったし」

ともき「案外、祭さんの身を案じて来たとか?」

紅「無いな。」

美喜「それは違うと思うわ。」

ともき「そこまでか」

紅「だって、氷室の兄さん炎銃とより戻す来なんか毛先もないぜあれ。」

ともき「そうなの?」

紅「この前、崇さんと氷室の兄さんと拳二のおっさんが話してるの聞いてたんだけど「優しくて髪の長い女性が良いですね。もちろん、発砲しない」っていってたし」

ともき「なるほどな。ただ、発砲しないってのは普通当たり前な気もするけど」

紅「炎銃ってカテゴリーを完全に除外したかったんじゃね?」

悠「ちぇき。」

紅「うーす。」

ともき「ようっす」

美喜「いらっしゃい」

悠「生ビールと枝豆」

美喜「うちは居酒屋じゃない」

悠「じゃあ生ビールで」

澪「小ボケを挟む必要はあったのか?」

悠「人間関係を円満にして会話の滑り出しをよくするにはまず軽く笑いを交えたストイックな小ネタを挟むことが大事だと2ちゃんねるに書いてあった。」

ともき「それを鵜呑みにするのもどうかと思うぞ」

紅「2チャンネル?テレビか?」

悠「そうじゃないよ。説明>5」

ともき「安価するな」

紅「?」

澪「ともき、意外と用語知ってるんだな」

悠「そりゃ俺んちによく来てたら嫌でも触りくらいは覚えるよな」

ともき「不要とか余計な知識は確かについてくよ。」

悠「あと生きてく上でまったく無用な知識な。」

澪「自分でいうかそれ。」

悠「だって、俺の知識なんて日常生活に反映されたことないべ」

紅「役立ってることあるぞ」

悠「あー?」

紅「暇潰しにはなる」

悠「それならもっといくらでも暇を潰す方法はあると思うけど」

紅「お、やっちゃう?久しぶりに喧嘩やっちゃう」

悠「疲れてるからしない。」

紅「え~」

悠「そんな不服そうな顔をしてもダメです。小鳥遊さんはかなり疲れてるのです。疲労困憊です」

ともき「そんな疲れるまで何してたんだ」

悠「うーん……色々とかにゃあ。まぁ、人に迷惑がかかるような事はしてないはず。あ、けどオッパイがたゆんたゆんしてるのは毎日見てるかな」

ともき「なにしてんだよ…。っか、それで迷惑かけたら補導されるぞ」

悠「やめろよ。おれはもう補導=逮捕に繋がるんだから」

ともき「……。」

悠「そんな目で見るなよ。ゾクゾクしちゃうだろ。」
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