ｰラスタ･ラヴ(1/21/夜)ｰ

ともき「ちぃっす」

紅「お、ちぇき」

祭「ふーぃ…。みきぃ、おかわり。」

美喜「はいはい。」

ともき「祭さん、ご機嫌だな」

澪「もうかなり飲んでるよ」

祭「あっはっは。」

ともき「うわ…本当にご機嫌だな。なにかあったのか。」

紅「博打で儲けたらしいぜ」

ともき「博打でって…競馬とか？」

紅「さぁ、話してくれねぇし。けど、炎銃がそういうごちゃごちゃした賭け事はしないと思うんだよな。」

祭「うぃー…っと」

ともき「それにしても…飲みすぎじゃないか？おれ、祭さんが酔ってるとこ初見なんだけど」

紅「大丈夫、大丈夫。」

祭「あー、だいじょうだ。」

ともき「地味に大丈夫じゃないよな。いま「だいじょう」ったし。」

美喜「歩けなくなったら本郷呼ぶからいいのよ」

ともき「タクシー扱い？」
紅「まぁ、№sの足ではあるな。」

ともき「本郷さんって、崇さんの側近てたち位置じゃないのか？」

紅「難しいな。確かに崇さんが優先度MAXだけど。基本的には全員のために動くからな。皆はひとりのために、ひとりは皆の為に的な？」

ともき「微妙に意味が通ってない気がする」

紅「あり？」

祭「てめぇらうれせぇぞ。しずかにのめれぇのか！」

ともき「あ、すいません。(呂律回ってない。)」

紅「ごめん、ごめん(呂律まわってねぇな)」

祭「わかれやいいんだよ」

紅「飲んだくれは置いといて、ともきはなに飲む」

ともき「烏龍茶かな」

紅「アルコールは？」

ともき「抜きで。」

美喜「紅は？」

紅「おれはカシスサワー」

ともき「なんか洒落てるな」

紅「色んなのを飲んで味を覚えようと勉強中だ」

ともき「なんで？」

紅「いや、いつか崇さんと語りながら呑みたいなと思って」

ともき「父親と息子みたいだな」

紅「崇さんは父親っか……神？」

ともき「わぁ、神格化っすか」

氷室「神は神でも邪神や魔王だと思いますけどね。あ、第六天魔王とかどうですか？」

ともき「それは織田信長……って、氷室さん！？」

紅「どもっす。」

氷室「どうも、どうも。お久しぶりです」

ともき「なんでひとことかけてくれないんです…」

氷室「気がついているかと思いまして。」

ともき「わざとでしょ」

氷室「あはは」

ともき「否定しないし」

紅「おれはギリギリ気がついたぞ。な、炎銃」

祭「あー？」

氷室「おや、かなりできあがってますね」

祭「あぁん？！なんれてめーが居やがる！」

氷室「なんでといわれても、ただ飲みにきただけですよ」

祭「やかましー！」

ともき「問答無用だよ…」

氷室「これはこれで可愛いですよね」

紅「氷室さん、ぱねぇっす」