ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/19/夜)ー

禅「ふぅ…」

澪「疲れてるみたいだな」

禅「おっ…と…失礼…。ため息…が…出て…いまし…たか」

美喜「ずっとパソコンとにらめっこしてるからよ。少しは目を休めたら?」

禅「もう…少し…で…きりが…いいとこ…ろ…なので」

ともき「ちわっす」

亮「ちぃす」

澪「いらっしゃい、最近はともきと亮がつるんでるんだな。」

ともき「そうだな」

亮「悠がひとりでフラフラしてるからだろ。」

ともき「そんな、悠が居ないからみたいな言い方は止めろよ」

亮「はは、冗談だよ」

ともき「ったく……っか、禅君がここにいるの珍しいな。」

禅「いつ…もの…ファミ…レスが…臨時…休業…でして…」

亮「じゃあ、何処で寝泊まりするんだ」

禅「夜中…まで…には…アジト…に…帰り…ます」

亮「アジトって…」

禅「男…の子…は…グッと…くる…単語…で…しょう」

亮「確かに……どこにあるんだ?」

禅「ひ…み…つ…です」

亮「……」

ともき「まぁ、アジトっていうくらいだしな。簡単には教えないだろう」

禅「ふ…ふふ…」

亮「てゆーか、なんでハナッからアジトに帰らないんだ?ここでパソコンするよりかはアジトのがいいんじゃないか?」

禅「それ…は…ですね」

ともき「それは?」

禅「なんと…なく…です」

亮「なんだそりゃ」

禅「ひとり…だと…寂しい…じゃ…ない…ですか。」

ともき「そうだな。」

禅「……すい…ま…せん。」

ともき「どした?」

禅「いま…嘘を…つき…ました。ひとり…の…方が…好きな…派…です」

ともき「また微妙に分かりにくい嘘を…」

禅「と…いうか…俺は…こっち(パソコン)…が…現実…ですから」

亮「完全に言い切るのがすげぇよな」

禅「はは…けど…無音が…嫌い…なので…皆さんと…いるのは…好き…ですよ。」

美喜「寝るときとか音楽かけっぱ?」

禅「はい…テレビ……パソコン…なんでも…いい…ので…つけっ…ぱなし…に…してい…ます」

ともき「電気は?」

禅「真っ暗…でも…明るく…ても…どっち…でも…平気……です。」

亮「布団派?ベッド派?」

禅「椅子…派…です」

亮「予想外だった。」

禅「今日は…質問…が…多い…です…ね」

亮「あー、なんかこうやって話す機会なかったし」

ともき「禅君って結構謎多いし」

禅「そう…ですか?」

亮「謎が多い人、いっぱいいるけどな」

ともき「まぁそうだけど…」

亮「一番謎なのは彼だろ」

ともき「摩耶君…だよな」

亮「摩耶君は本当に解らないな。深いこと知ってるのは悠と金剛さんぐらいじゃないか?」

ともき「あのトリニティは関わり深そうだしな。」
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