ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/16/深夜)ー

悠「ちぇき」

紅「ちぇきうっす」

悠「おーう、紅がこんな時間までいるとは珍しいな」

紅「俺だって夜更かしくらいするさ、かなり眠たいけど」

美喜「なら、帰りなさいよ。ここで寝られたら迷惑よ。」

紅「悠が来たからもう少しな」

美喜「はぁ…」

悠「俺はここに仮眠しにきたんだけど」

美喜「するな。帰れ。」

悠「頼むよ。明日の昼間まででいいから」

澪「それ仮眠じゃないから。だらけた休日の起き方だから」

紅「っーか、明日は平日だけどな」

悠「zzz…」

美喜「寝るな!」

悠「おぉう…ついつい睡魔が」

美喜「本当に都合のいい睡魔よね」

悠「いっひとひ。照れるじゃないか」

澪「照れる要素がひとつもないよな。」

悠「マジか!?」

澪「……」

悠「シカトはいやん」

美喜「というか、家に帰って寝なさいよ」

悠「美喜、それは根本が間違ってる」

美喜「はっ?」

悠「家まで我慢できないからここに寝に来たんだぞ。」

紅「あぁ、なるほど」

美喜「なるほど…じゃないわよ」

悠「なるほど!THE・WORLD!」

美喜「うっさい!」

悠「スタープラチナ・THE・WORLD!」

ガンッ!

紅「おー、クリティカルヒット」

澪「オーナー、投げるなら空ビンにしてください」

悠「瓶を投げたことをとめろよ!」

美喜「今のは強撃瓶よ」

悠「なるほど、だから高威力…って、わしゃモンスターか!」

紅「近いものはあるよな」

悠「ねぇよ。正真正銘の人間だよ。」

紅「あはは」

悠「笑うな!っか、なんで笑った。」

紅「なんかおかしかった。」

悠「お前、なをか今日アホの子みたいだぞ」

紅「俺も眠たいんだよ」

悠「じゃあ、寝るか」

美喜「寝るな!」

悠「わかった。妥協案だ仮眠室つかわせてくれ。」

澪「なんにも妥協してないな」

美喜「家に帰って寝ろ」

悠「遠い」

美喜「じゃあ、もう駅で寝てろ」

悠「この時期の駅は無理寒くて死んじゃう。リアルに」

澪「暖かい時期ならいけるみたいな口ぶりだな…」

悠「じっさい、何回か経験はあるよ。」

澪「……おとなしく家に帰っとけ」

悠「ふあぁ~……8時間だけ」

美喜「放り出すわよ」

悠「つめてぇなぁ……あーじゃあ、ウォッカストレートでくれ」

澪「どうしてそうなるんだ」

悠「流し込めば睡眠一日分くらいの代わりになる」

澪「オールするきかよ」

悠「だって寝かせてくれないんだろ。」

紅「その件なんだけどよ」

悠「あー?」

紅「うちくるか?」

悠「紅とこか……帝さん居る?」

紅「もう帰ってると思うぞ」

悠「よし。紅とこ泊まる。できれば帝さんと寝たい。」

紅「たぶん断らないと思うぞ」

悠「マジか…俄然目が覚めてきたぜ」

澪「なら家に帰れよ」

悠「えー…」
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