ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/16/夜)ー

ともき「ちぃっす」

亮「よう。ラジオお疲れさん。」

美喜「なにか飲む?」

ともき「烏龍茶おねがいしていいか」

澪「ほい、おまち」

ともき「あー、生き返る」

亮「ところで悠は?」

ともき「新宿に行くって消えたよ」

亮「しんじゅく~?なにしに」

ともき「いや、知らない」

亮「悠と新宿って合わないのに」

ともき「それはそれで酷いな」

亮「いや、だってさぁ…」

摩耶「亮くんって、そんなに悠くんに敵意持ってたっけ?」

亮「敵意もなにも、最近ろくに話してな……いぃ!?」

ともき「!?」

摩耶「?」

亮「っ…摩耶くんいつの間に…」

摩耶「うん?」

ともき「神出鬼没過ぎるよ…」

摩耶「あはは~。」

ともき「笑いごっちゃないんだけど」

摩耶「そんな些細なことよりさ」

ともき「俺の中で「些細」って境界が崩れていってる気がする」

摩耶「悠くんに敵意向けるの?」

亮「いや…そうじゃなくて」

摩耶「狙うなら喉に手刀の尽きを刺し込むのがオススメだよ。いくら悠くんでも喉を穿てば瀕死になるはずだから」

ともき「摩耶君?!」

摩耶「悠くんって肉体的にもガード的にも硬いから確実に弱点を突かないとね。金的とか爪剥ぎも有効だよ」

亮「えと…摩耶くんて悠のこと嫌いだったのか?」

摩耶「まさか。ぼくは本当に悠くんが大好きだよ」

ともき「じゃあ今のは?」

摩耶「悠くんにそれを実行するつもりなら、それより辛い目に合わせるだけだし。釘を刺してるだけだよ。あはは」

亮「笑いごっちゃないな…」

摩耶「まぁほら、亮くんがどうしても悠くんを喧嘩で張り倒したいっていうのなら応援するけどね。私怨で闇討ちとかするっていうのなら……」

亮「しない、しない!そんなことしないから!」

摩耶「だよねぇ。よかった♪」

ともき「摩耶くんてときどき本気で怖いよな」

摩耶「僕はね、悠くんが大好きなんだよね。もちろん、亮くんだって、ともきくんも好きだよ。だから出来ることなら悠くんと仲のいい人とはいい関係を築いていきたいんだけど」

亮「そうしてくれ。摩耶くんは敵に回したくない」

摩耶「僕より崇さんとか氷室さんを敵に回すほうが怖いと思うよ」

亮「その人らは敵に回すと、オマケで一部地域を敵に回すことになるよな」

摩耶「だよね。まぁ、そうならない為に悠くん、氷室さん、崇さんは表だって敵対はしないんだけどねー。」

ともき「悠はフラフラしてるけど?」

摩耶「その代わり崇さんにしっかり使われてるからギブ&テイクでしょ」

亮「それは新宿に行ってることと関係あるのか?」

摩耶「さぁ、知らないや。」

亮「え~…」
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