ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10
ーラスタ・ラヴ(1/8/夜)ー
崇「……」
紅「あの…」
崇「なんだ?」
紅「いや、俺の間違いだったらアレなんですけど……崇さん、疲れてませんか?」
崇「どうしてそう思う?」
紅「いや、なんつうか……ちょっと顔が疲れてる様に見えたっていうか…」
崇「……」
紅「あ、あー、えーと…間違ってたら…そのすいません」
崇「ふふ」
紅「?」
崇「そうだな。少し疲れてるかもしれない」
紅「あ…な、なら、なんでもいってくださいよ。俺なんでもやりますよ!」
崇「お前は十分やってる…。今の調子でかまわん」
紅「あ…うっす!」
氷室「いやぁ、上司思い、部下思いですね」
崇「薫、来たか。」
紅「お、千夜ちゃんと禅?」
禅「どう…も…」
千夜「……」
崇「美喜、全員に飲み物を頼む。アルコールは抜きだ。」
美喜「わかったわ。」
禅「俺は…結構…です」
澪「じゃあ、禅以外の皆さんはジャスミンティです。」
紅「それで崇さん、今日の集まりは?」
崇「近々、新宿のチームと会合が開かれるかもしれない」
千夜「新宿のチーム?」
禅「新宿…にも…闘路…が…存在…して…いる…のは…ご存じ…ですか?」
千夜「あぁ。」
紅「けど、あっちとこっちは不可侵条約があるんじゃなかったけ?」
崇「あぁ…だが少しばかり風向きが変わってきた。」
千夜「どういう事ですか?」
氷室「詳しくは知りませんがどうも向こうはゴタゴタが起きているみたいですよ」
紅「ゴタゴタ?」
氷室「はい、ゴタゴタです」
千夜「あの…それはどういうゴタゴタで?」
氷室「さぁ、わかりません」
千夜「っ…」
崇「はぁ……禅」
禅「はい…少し…ばかり…調べて…みました…ら……幾つか…面白い…情報が…入り…ました。今日は…それの…報告会…です」
紅「禅、さすっがぁ仕事が早いぜ。ラジオで遊んでるばっかじゃないな」
禅「恐縮…です」
千夜「あの…」
氷室「はい?」
千夜「悠は呼ばなくていいんすか?」
紅「あ、本当だ」
崇「奴にはギリギリまで知らせるな。もしかしたら別件で働かせるかも知れないからな」
紅「別件?」
崇「くくっ。」
氷室「なにか良からぬ事を考えてますね」
崇「良いか悪いかは個人の判断だ。禅続けろ」
禅「はい…今新宿…では……大きく…分けて…二つの…勢力が…存在します…ひとつは「闘路」…ひとつは「その他」…」
千夜「闘路側と闘路に参加しない族とかだろ。それならこっちだって同じだろ」
禅「は…い…。ただ……新たに…「反闘路」組織…が…存在…している…噂が…あり…まして」
紅「反闘路?」
禅「反闘路は…仮名…ですが…あらゆる…戦闘…行動を…止める…ために…動いてる…チーム…らしいです」
氷室「ほぅ。つまり戦闘仲裁隊という…事ですか」
紅「戦闘仲裁隊?うちの武力隊と一緒か?」
崇「武力隊は力で強制的にすべての武力(ぶりょく)を武力(むりょく)にする。仲裁ではない」
千夜「なんにしろ…目障りってことですかその仲裁隊が…」
禅「多分…そうです…ただ…もうひとつ…気になる…噂が…ありまして…」
紅「?」
禅「無差別…に…暴れ…まわる…チームイーター…の…噂が…」
崇「……」
紅「あの…」
崇「なんだ?」
紅「いや、俺の間違いだったらアレなんですけど……崇さん、疲れてませんか?」
崇「どうしてそう思う?」
紅「いや、なんつうか……ちょっと顔が疲れてる様に見えたっていうか…」
崇「……」
紅「あ、あー、えーと…間違ってたら…そのすいません」
崇「ふふ」
紅「?」
崇「そうだな。少し疲れてるかもしれない」
紅「あ…な、なら、なんでもいってくださいよ。俺なんでもやりますよ!」
崇「お前は十分やってる…。今の調子でかまわん」
紅「あ…うっす!」
氷室「いやぁ、上司思い、部下思いですね」
崇「薫、来たか。」
紅「お、千夜ちゃんと禅?」
禅「どう…も…」
千夜「……」
崇「美喜、全員に飲み物を頼む。アルコールは抜きだ。」
美喜「わかったわ。」
禅「俺は…結構…です」
澪「じゃあ、禅以外の皆さんはジャスミンティです。」
紅「それで崇さん、今日の集まりは?」
崇「近々、新宿のチームと会合が開かれるかもしれない」
千夜「新宿のチーム?」
禅「新宿…にも…闘路…が…存在…して…いる…のは…ご存じ…ですか?」
千夜「あぁ。」
紅「けど、あっちとこっちは不可侵条約があるんじゃなかったけ?」
崇「あぁ…だが少しばかり風向きが変わってきた。」
千夜「どういう事ですか?」
氷室「詳しくは知りませんがどうも向こうはゴタゴタが起きているみたいですよ」
紅「ゴタゴタ?」
氷室「はい、ゴタゴタです」
千夜「あの…それはどういうゴタゴタで?」
氷室「さぁ、わかりません」
千夜「っ…」
崇「はぁ……禅」
禅「はい…少し…ばかり…調べて…みました…ら……幾つか…面白い…情報が…入り…ました。今日は…それの…報告会…です」
紅「禅、さすっがぁ仕事が早いぜ。ラジオで遊んでるばっかじゃないな」
禅「恐縮…です」
千夜「あの…」
氷室「はい?」
千夜「悠は呼ばなくていいんすか?」
紅「あ、本当だ」
崇「奴にはギリギリまで知らせるな。もしかしたら別件で働かせるかも知れないからな」
紅「別件?」
崇「くくっ。」
氷室「なにか良からぬ事を考えてますね」
崇「良いか悪いかは個人の判断だ。禅続けろ」
禅「はい…今新宿…では……大きく…分けて…二つの…勢力が…存在します…ひとつは「闘路」…ひとつは「その他」…」
千夜「闘路側と闘路に参加しない族とかだろ。それならこっちだって同じだろ」
禅「は…い…。ただ……新たに…「反闘路」組織…が…存在…している…噂が…あり…まして」
紅「反闘路?」
禅「反闘路は…仮名…ですが…あらゆる…戦闘…行動を…止める…ために…動いてる…チーム…らしいです」
氷室「ほぅ。つまり戦闘仲裁隊という…事ですか」
紅「戦闘仲裁隊?うちの武力隊と一緒か?」
崇「武力隊は力で強制的にすべての武力(ぶりょく)を武力(むりょく)にする。仲裁ではない」
千夜「なんにしろ…目障りってことですかその仲裁隊が…」
禅「多分…そうです…ただ…もうひとつ…気になる…噂が…ありまして…」
紅「?」
禅「無差別…に…暴れ…まわる…チームイーター…の…噂が…」