ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10
ーラスタ・ラヴ(1/6/夜)ー
「ほぅ、そうですか…」
崇「あぁ。」
「わかりました………様には、お伝えしておきます。」
氷室「ご苦労様です」
「いえ、それでは失礼します。」
氷室「……最近はいつも連絡の取り合いを?」
崇「あぁ、奴からの電話を出ないようにしたら、ついには使いを向けてくるようになった。」
氷室「それはそれは…崇は大変ですね」
崇「悠みたいなことをいうな。」
氷室「いやいや、まさか。」
崇「だが、奴に恩を売れるならいくらでも売ってやるさ」
氷室「それでもこちら(池袋闘路)とあちら(新宿闘路)は不可侵関係ですよね?」
崇「ランカー同士のやりあいわな。それ以外のは余程の事がない限り放置、または内々処理。」
氷室「ふむ、解りませんね。不可侵関係を作ってあるのに今さら対談の席を設ける必要はありますか?」
崇「向こうもゴタゴタがあるんだろ。もしかしたら下が上に着いていって居ないのかも知れない。」
氷室「あはは。ガキは基本的にチーム行動より、乱戦好きですからね」
崇「それは結構なことだが…」
六花「ちわー」
ともき「こんちわ」
崇「……」
氷室「おや、こんにちは。六花さんにともきくん」
本郷「ふっ…」
六花「あれー。なんで、本郷さんがバーテンしてるんですかー?」
本郷「ふっ」
六花「「美喜と澪が夜まで出れないから代わりをしてる」……ですか?」
ともき「それって、昨日、悠と拳二さんがずっと飲んでたからですか?」
本郷「ふっ」
ともき「「そうだろうな」…はは、澪達もご苦労様だな」
氷室「悠さんと瓦谷さんが飲み出したら終わりが見えなさそうですね。」
ともき「どっちも飲んでるのが水か何かみたいにガバガバ飲みますからね。しかも、会話も止まらないし」
崇「なんだ、昨日は悠だけじゃなく拳二も加わっていたのか」
ともき「はい。あの…」
崇「なんだ?」
ともき「昨日のおごりは悠への貸しですか?」
崇「くくく。」
ともき「……」
氷室「崇は性格が悪いですね」
崇「お前にはいわれたくない。それにギブアンドテイクが当たり前だろ。悠もそれがわかってるはずだ」
ともき「いやぁ…あれは解ってない気がしますけど…」
崇「じゃあ、貸しひとつだ」
六花「あーりゃりゃ。それでー悠くんになにさせる気ですか?」
崇「今のところはまだ決まっていない。必要になったら動いてもらう。ま、いつもの事だな」
氷室「いつもの事なら、まだ拒否権がありますが今回は既に強制契約させられてると思うのは気のせいですか?」
崇「ふふ、タダより高いものは無い。この街、いや、この世界の掟だ。だが、書面に残してる訳じゃないから別に不意にしても問題は無い。悠の奴がそれができる人間だったらだけどな」
ともき「…仮にそれをできたとしても、崇さんの評価は変わりますよね?」
崇「ふふ、それもまた一興だ。」
「ほぅ、そうですか…」
崇「あぁ。」
「わかりました………様には、お伝えしておきます。」
氷室「ご苦労様です」
「いえ、それでは失礼します。」
氷室「……最近はいつも連絡の取り合いを?」
崇「あぁ、奴からの電話を出ないようにしたら、ついには使いを向けてくるようになった。」
氷室「それはそれは…崇は大変ですね」
崇「悠みたいなことをいうな。」
氷室「いやいや、まさか。」
崇「だが、奴に恩を売れるならいくらでも売ってやるさ」
氷室「それでもこちら(池袋闘路)とあちら(新宿闘路)は不可侵関係ですよね?」
崇「ランカー同士のやりあいわな。それ以外のは余程の事がない限り放置、または内々処理。」
氷室「ふむ、解りませんね。不可侵関係を作ってあるのに今さら対談の席を設ける必要はありますか?」
崇「向こうもゴタゴタがあるんだろ。もしかしたら下が上に着いていって居ないのかも知れない。」
氷室「あはは。ガキは基本的にチーム行動より、乱戦好きですからね」
崇「それは結構なことだが…」
六花「ちわー」
ともき「こんちわ」
崇「……」
氷室「おや、こんにちは。六花さんにともきくん」
本郷「ふっ…」
六花「あれー。なんで、本郷さんがバーテンしてるんですかー?」
本郷「ふっ」
六花「「美喜と澪が夜まで出れないから代わりをしてる」……ですか?」
ともき「それって、昨日、悠と拳二さんがずっと飲んでたからですか?」
本郷「ふっ」
ともき「「そうだろうな」…はは、澪達もご苦労様だな」
氷室「悠さんと瓦谷さんが飲み出したら終わりが見えなさそうですね。」
ともき「どっちも飲んでるのが水か何かみたいにガバガバ飲みますからね。しかも、会話も止まらないし」
崇「なんだ、昨日は悠だけじゃなく拳二も加わっていたのか」
ともき「はい。あの…」
崇「なんだ?」
ともき「昨日のおごりは悠への貸しですか?」
崇「くくく。」
ともき「……」
氷室「崇は性格が悪いですね」
崇「お前にはいわれたくない。それにギブアンドテイクが当たり前だろ。悠もそれがわかってるはずだ」
ともき「いやぁ…あれは解ってない気がしますけど…」
崇「じゃあ、貸しひとつだ」
六花「あーりゃりゃ。それでー悠くんになにさせる気ですか?」
崇「今のところはまだ決まっていない。必要になったら動いてもらう。ま、いつもの事だな」
氷室「いつもの事なら、まだ拒否権がありますが今回は既に強制契約させられてると思うのは気のせいですか?」
崇「ふふ、タダより高いものは無い。この街、いや、この世界の掟だ。だが、書面に残してる訳じゃないから別に不意にしても問題は無い。悠の奴がそれができる人間だったらだけどな」
ともき「…仮にそれをできたとしても、崇さんの評価は変わりますよね?」
崇「ふふ、それもまた一興だ。」