ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10
ー池袋西口公園(1/4/夜)ー
神姫「遅い。」
悠「久々に聞いたなそれ」
神姫「私も久しぶりにいったわ。」
悠「っか、そんなに遅かったか?」
神姫「二分も待ったわ。」
悠「二分くらいは大目に見てくれよ。っか、何時集合とか言われてないよな?」
神姫「そこは気を利かせて自己判断でしょ。」
悠「自己判断した結果、急な呼び出しにも文句のひとつ言わずに来たつもりなんだけど」
神姫「心がけはいいわね。けど、私の呼び出しに来るのが悠の役目でしょ」
悠「大層な役目を授かっちゃったもんだな…」
神姫「お礼ならいいわよ」
悠「言わねぇよ。」
神姫「……」
スッ…
悠「おいおい、今年はそういう痛いのは無しでいこうじゃないか。」
神姫「躾は必要でしょ」
悠「飴と鞭って言葉を知らないのか?鞭ばかりじゃダメなんだぞ。」
神姫「え?」
悠「ん?」
神姫「私に呼び出して貰えてるじゃない。」
悠「……神姫さん、神姫さん、それは飴ちゃうから。どっちかいうたら鞭の方やわ」
神姫「鞭ってなによ…。私に呼び出しが辛いっていいたいの?嫌なの?」
悠「辛かったり、嫌だったらはなっから来ないし、電話にも出ないっての。」
神姫「……」
悠「神姫さん?」
神姫「なら、ご褒美じゃない」
悠「上か下、100か0しかないなお前も…」
神姫「…お前?」
悠「OK、OK。今のは完全に俺が悪かった。」
神姫「…………私は心が海のように広いから許してあげるわ。」
悠「(だいぶ間があった…)それは良かったっす」
神姫「で?」
悠「で?」
神姫「真似するな」
悠「いや、「で?」ってなんだよ」
神姫「悠的にはなにが飴になるのよ」
悠「あーそういう話か……ん~、そうだな~」
神姫「なんか欲しいものとかあるわけ?」
悠「しょじ…」
神姫「所持?」
悠「いや、何でもない。かといって物欲的に欲しいものは今のところないし」
神姫「踏んであげようか?」
悠「いや、自分その扉は開けてないんで遠慮します」
神姫「じゃあ別に何もしなくていいじゃない」
悠「ふぅむ……。缶コーヒーでもおごってもらおうかな。あ!あるある、やらせて欲しいことある。」
神姫「なによ?ニーソックスで縛って罵ってほしいの?」
悠「だからそっちの扉はまだ開けてないっての……髪」
神姫「髪?」
悠「触らせてくれ。できるならその結ってる髪を一度全部ほどいてから俺に結わさせてくれ。」
神姫「どういうことよ」
悠「俺は髪フェチだ老若男女獣人関係なしに髪や毛に触れるのが大好きなんだ」
神姫「引くわ…」
悠「(ご褒美に踏んであげようか?とか聞いてくる神姫に引かれる筋合いはねぇよ!…っとかいったら問答無用に怒られるんだろうなぁ)」
神姫「……てゆーか、三つ編みできるの?」
悠「道具さえ持ってきてくれたらドレッドにもできるぞ」
神姫「変な特技あるわね…」
悠「生きていく上でまず役に立たなくて、他人に自慢できなくて多分一生涯使われることのない技術を持つのが俺の特技だ」
神姫「それ自慢にならないわよ」
悠「自慢じゃないしな」
神姫「……髪ねぇ」
悠「触らせてくれるか?」
神姫「……あ、そろそろ八時よ。廃校にいかないと」
悠「スルーかよ…」
神姫「遅い。」
悠「久々に聞いたなそれ」
神姫「私も久しぶりにいったわ。」
悠「っか、そんなに遅かったか?」
神姫「二分も待ったわ。」
悠「二分くらいは大目に見てくれよ。っか、何時集合とか言われてないよな?」
神姫「そこは気を利かせて自己判断でしょ。」
悠「自己判断した結果、急な呼び出しにも文句のひとつ言わずに来たつもりなんだけど」
神姫「心がけはいいわね。けど、私の呼び出しに来るのが悠の役目でしょ」
悠「大層な役目を授かっちゃったもんだな…」
神姫「お礼ならいいわよ」
悠「言わねぇよ。」
神姫「……」
スッ…
悠「おいおい、今年はそういう痛いのは無しでいこうじゃないか。」
神姫「躾は必要でしょ」
悠「飴と鞭って言葉を知らないのか?鞭ばかりじゃダメなんだぞ。」
神姫「え?」
悠「ん?」
神姫「私に呼び出して貰えてるじゃない。」
悠「……神姫さん、神姫さん、それは飴ちゃうから。どっちかいうたら鞭の方やわ」
神姫「鞭ってなによ…。私に呼び出しが辛いっていいたいの?嫌なの?」
悠「辛かったり、嫌だったらはなっから来ないし、電話にも出ないっての。」
神姫「……」
悠「神姫さん?」
神姫「なら、ご褒美じゃない」
悠「上か下、100か0しかないなお前も…」
神姫「…お前?」
悠「OK、OK。今のは完全に俺が悪かった。」
神姫「…………私は心が海のように広いから許してあげるわ。」
悠「(だいぶ間があった…)それは良かったっす」
神姫「で?」
悠「で?」
神姫「真似するな」
悠「いや、「で?」ってなんだよ」
神姫「悠的にはなにが飴になるのよ」
悠「あーそういう話か……ん~、そうだな~」
神姫「なんか欲しいものとかあるわけ?」
悠「しょじ…」
神姫「所持?」
悠「いや、何でもない。かといって物欲的に欲しいものは今のところないし」
神姫「踏んであげようか?」
悠「いや、自分その扉は開けてないんで遠慮します」
神姫「じゃあ別に何もしなくていいじゃない」
悠「ふぅむ……。缶コーヒーでもおごってもらおうかな。あ!あるある、やらせて欲しいことある。」
神姫「なによ?ニーソックスで縛って罵ってほしいの?」
悠「だからそっちの扉はまだ開けてないっての……髪」
神姫「髪?」
悠「触らせてくれ。できるならその結ってる髪を一度全部ほどいてから俺に結わさせてくれ。」
神姫「どういうことよ」
悠「俺は髪フェチだ老若男女獣人関係なしに髪や毛に触れるのが大好きなんだ」
神姫「引くわ…」
悠「(ご褒美に踏んであげようか?とか聞いてくる神姫に引かれる筋合いはねぇよ!…っとかいったら問答無用に怒られるんだろうなぁ)」
神姫「……てゆーか、三つ編みできるの?」
悠「道具さえ持ってきてくれたらドレッドにもできるぞ」
神姫「変な特技あるわね…」
悠「生きていく上でまず役に立たなくて、他人に自慢できなくて多分一生涯使われることのない技術を持つのが俺の特技だ」
神姫「それ自慢にならないわよ」
悠「自慢じゃないしな」
神姫「……髪ねぇ」
悠「触らせてくれるか?」
神姫「……あ、そろそろ八時よ。廃校にいかないと」
悠「スルーかよ…」