ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ー???(1/3/夜)ー

火車「しぃっかしぃ、地下にこもってばっかだとなぁんかモグラにでもなった気にならねぇっすかぁ?」

猫「ならないにゃ。けど、私たちは今は別に行動制限されてにゃいから、城ヶ島ちゃんも招集がかからない限り自由にしてていいはずにゃ。」

火車「なら、猫さん今からザギンでシースーでもいかねぇっすかぁ?」

猫「おさかにゃ嫌いにゃ」

火車「あーそぅいやぁ菜食主義ってましたねぇ。じゃじゃあぁ~買い物とかどですか?」

猫「買い物にゃあ~……。これといって欲しいも…にゃ♪」

火車「たまには洋服でもぉ……って、猫さん?」





猫「かしわさーん……と金剛ちゃん」

金剛「おれはついでか」

猫「にゃは♪」

柏「なんだ、なにか用事か?」

猫「いえいえ~。にゃにか用事はありませんか?いま、暇にゃんですよ~」

柏「……暇もなにもお前らは今行動制限をかけてない謂わばオフだ。自由にしてろ。」

猫「自由に柏さんとお話し中にゃ♪」

金剛「クス」

柏「やることがないなら……マリアンが実験台を探してたぜ。それか俺の組んだ金剛用のメニューで自己鍛練に励んどけ。」

猫「にゃは~。マリアンさんも、金剛ちゃんのメニューはちょっと遠慮しますにゃ。けど、わたし個人のメニューを考えて頂けるのなら喜んでやりますにゃ」

柏「暇があったら組んでやる。今は忙しい邪魔をするな」

猫「は~い。失礼しましたにゃ。」

柏「やれやれ…金剛」

金剛「ん?」

柏「お前今からマリアンのところで実験台になってから新プログラムこなせ。」
金剛「げっ…なんで実験台まで」

柏「お前さっき笑ったろ」

金剛「うっ…(バレてる。なんっー地獄耳)」

柏「なにか言いたそうだな。」

金剛「いや、なんにも…」

マリアン「あらあらあら~なにを騒いでるのかしら」

柏「ちょうどいい。マリアン。お前の実験にコイツをつかえ。後々に支障がでない程度なら好きにしていい」

金剛「ちょっ…」

マリアン「あっら~嬉しいわ。それじゃあ行きましょうか。うふ、うふふふ。」

金剛「うげぇ」

柏「ふんっ…」

匣「やぁ従兄の柏くん。奇遇だねぇ。それにしても君は変わったんじゃないかい?」

柏「あぁ?」

匣「昔の君なら喋りかけてきて邪魔ならすぐに殴り倒していたと思うのだけどね。きひひ」

柏「バカをいうな。コイツらは駒だ。しごきはすれど壊す分けにはいかない。まぁ、壊れたら壊れたで新しい駒を仕入れるだけだがな。」

匣「おやおや、怖い怖い。きひひ。だ・け・ど、駒は君の事を大事なだぁいじな人と思っているんじゃないかなあ?まぁ、人の心なんて水物だからねぇ。例えば僕のフィアンセ小鳥遊ゆ…」

柏「黙れその減らず口黙らされたいか」

匣「きひひ。口の数は減らないのが当たり前だと思うけどねぇ。きひひ」

柏「……」

匣「きひひ」

颯天「あ、あの~柏の旦那にボス…頼みますから俺を間に睨み合うのやめてくれません?」

匣「きひひ」

柏「……」

颯天「聞いてねぇよ…この人らは…」
45/100ページ
スキ