ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/3/昼)ー

悠「ふあぁ…」

澪「覇気がないなぁ」

悠「まだ正月で三日だべ。やる気もなにも起きんだらぁ」

澪「だらぁってなに弁だよ」

悠「えーと、鮭弁」

ともき「会話しろよ…。」

悠「あーあーあーやるきがでないにゃあ~。ともきひざ」

美喜「やる気があるときのが珍しいくせによくいうわね」

ともき「っか、膝貸すともいってないんだけど」

悠「どうせ貸してくれるんだから細かいことはいいなさんにゃ」

ともき「……」

ぐりぐり

悠「やーめーろーよー。こめかみぐりぐりするなー」

崇「お前らは進歩がないな。」

悠「あー?」

ともき「崇さん、あけましておもでとうございます」

崇「あぁ」

悠「よーぅ。崇とその他御付きの方々、あけおめ~ことよろ~。」

崇「……」

宮塚「……」

本郷「……」

悠「オールシカトかい!」

宮塚「崇さん、俺はそろそろ…」

崇「あぁ、なにか用事があるんだったな。」

宮塚「すいません。大したことじゃ無いんですが。」

崇「気にするな。もともと本郷さえいればなんとでもなる。お前も正月くらい自由にしろ。」

宮塚「お気遣い感謝します。ですが引き継ぎは…」

崇「俺に同じことを二度言わせるな。本郷がいればいい」

宮塚「………………わかりました。では、失礼します」

本郷「ふっ」

悠「部下に恵まれてますなぁ。」

崇「お前も俺の下についたらしっかりと教育してやる」

悠「冗談ポイよ」

本郷「ふっ」

悠「あー?」

ともき「「お前がゴミ箱ポイだ」だってさ」

崇「くっくく」

悠「腹立つわぁ。」

ともき「人の膝の上に頭のせて怒るな」

悠「あー目が覚めたよ。よいしょ…」

崇「寝るか酒を飲むしかしてないだろ?」

悠「そんなことねぇよ。夜中は朝までゲームしてるよ。墓場で運動会はしてないけど」

ともき「ゲゲゲの人か、お前は。」

悠「ベッドで淫らな運動会なら…」

ともき「やかましいわ。」

崇「ウィスキーをくれ。ストレートで」

澪「はい、わかりました」

悠「しかし、さすがに暇だな。」

美喜「じゃあ、家に帰って家のことしたらいいじゃない。」

悠「真桜の仕事をとるのはダメだろ」

ともき「代わってやれよ」

悠「zzz…」

ともき「寝るな!」

悠「おぉぅ…急に睡魔が」

ともき「本当に都合のいい睡魔だな」

悠「寝る子は育つ」

ともき「それ以上か?」

悠「うーむ…身長は難しいかな。体重は増やせるけど」

ともき「まだビルトアップさせたいのか…」

悠「まずは金剛並みだな」

ともき「いや骨格的にむりだろ。」

悠「諦めたらそこまでだ。」

ともき「いや、諦める云々じゃなくてさ…」

崇「見ていて飽きないやつらだな」

本郷「ふっ…」
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