ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10
ー小鳥遊邸:縁側(1/2/深夜)ー
悠「ふぅ…こんなもんかな。しかし……なにしてんだろ俺。」
灼羅「本当になにしとるのじゃ?」
悠「お…?その俺の心をむゅむゅさせる素敵な年より言葉は灼羅たん」
灼羅「なんじゃろうか…身の危険を感じる気がするんじゃが」
悠「そんなちょっと抱き締めさせてくれて、あわよくば尻尾をもふらせて、一緒にお風呂にはいって、そのままベットにいって、にゃんにゃんして、朝を迎えたいだけだよ」
灼羅「よぉし、わっちゃの半径五メートルに近づくでない」
悠「わかった。後半だけ実行させてくれ」
灼羅「後半が認められんのじゃ!」
悠「せめてお風呂だけ!」
灼羅「オヌシ新年早々ぶち抜けすぎじゃ!薬でも決めとんのか!」
悠「あはははははははははは。」
灼羅「ノイローゼか…」
悠「んで、灼羅たんはこんな時間になにしてんだ?」
灼羅「それはこっちの台詞じゃ。丑三つ時に庭から人の気配がするから盗人でも忍び込んだかと見に来たら悠がいたのじゃ」
悠「あぁ、ちょっと庭掃除してたんだ」
灼羅「こんな時間にか?」
悠「最初は夜酒を楽しんでたら気になっちゃって、落ち葉だけ集めてな。缶にいれたし、あとは燃やすだけだ。」
灼羅「ふむ。そういうことなら……ほれ」
ぼっ!
悠「おー、マッチ要らずだな」
灼羅「わっちゃの火とマッチを一緒にするでない。」
悠「ははは。それより一杯付き合わないか?この火で熱燗つくるけど」
灼羅「変なことはするなよ?」
悠「……お尻触るのはありっすか?」
灼羅「こんがり肉にするぞ」
悠「上手に焼かないでよ~。まぁ、ほら、座って座って」
ポンポン
灼羅「……」
悠「うーん、膝を叩いたのに隣に座っちゃうか」
灼羅「あたり前じゃ」
悠「はは、残念。しかし、便利だな」
灼羅「わっちゃは火の精霊じゃぞ。この程度朝飯前じゃ」
悠「マッチ…」
灼羅「炙るぞ」
悠「俺はスルメじゃないぜ」
灼羅「わかっとるわ!」
悠「はぁ火を見てるとおちつくなぁ」
灼羅「火も水もわっちゃら精霊のお陰じゃぞ」
悠「火は雷様が最初に雷を大地に落としたことが始まりじゃなかったけ?」
灼羅「それは日本歴のひとつじゃろ。わっちらはずーっと人と火の関係を見届けてきたんじゃぞ」
悠「「<」(ケン)炎。その輝ける青き光知らぬものなし」
灼羅「それは?」
悠「ルーン詩(フルサク)。北欧神話のはじまり。「マザー」大いなる古草も砂も海も無く、神も巨人たちもいなかった、世界の始まりはムスペルヘイムの火焔だけがあった。つまり、世界の始まりは火。灼羅たんのお陰で世界はあるわけだ感謝してるぜ」
灼羅「ふ、ふん…わかっておるではないか。」
悠「けど、灼羅的に今の人間てどうなんだ?」
灼羅「ふむ…大地震、オゾン層破壊、大災害、このままだと人間は絶滅じゃろうな。」
悠「そかぁ。厳しいなぁ」
灼羅「わっちゃらをもっと信仰すればよいだけじゃ。」
悠「うーん、無理じゃね?」
灼羅「オヌシは…なんでそうなんじゃ」
悠「いいんだよ。この世界の事を灼羅たん達が背負わなくて。そんな事は躓きながらやってく、俺らが失敗しながら泣きながらやってけば……。」
灼羅「悠…」
悠「だから、灼羅たんは俺と一緒にお風呂にはいろう。」
灼羅「台無しじゃ!」
悠「ふぅ…こんなもんかな。しかし……なにしてんだろ俺。」
灼羅「本当になにしとるのじゃ?」
悠「お…?その俺の心をむゅむゅさせる素敵な年より言葉は灼羅たん」
灼羅「なんじゃろうか…身の危険を感じる気がするんじゃが」
悠「そんなちょっと抱き締めさせてくれて、あわよくば尻尾をもふらせて、一緒にお風呂にはいって、そのままベットにいって、にゃんにゃんして、朝を迎えたいだけだよ」
灼羅「よぉし、わっちゃの半径五メートルに近づくでない」
悠「わかった。後半だけ実行させてくれ」
灼羅「後半が認められんのじゃ!」
悠「せめてお風呂だけ!」
灼羅「オヌシ新年早々ぶち抜けすぎじゃ!薬でも決めとんのか!」
悠「あはははははははははは。」
灼羅「ノイローゼか…」
悠「んで、灼羅たんはこんな時間になにしてんだ?」
灼羅「それはこっちの台詞じゃ。丑三つ時に庭から人の気配がするから盗人でも忍び込んだかと見に来たら悠がいたのじゃ」
悠「あぁ、ちょっと庭掃除してたんだ」
灼羅「こんな時間にか?」
悠「最初は夜酒を楽しんでたら気になっちゃって、落ち葉だけ集めてな。缶にいれたし、あとは燃やすだけだ。」
灼羅「ふむ。そういうことなら……ほれ」
ぼっ!
悠「おー、マッチ要らずだな」
灼羅「わっちゃの火とマッチを一緒にするでない。」
悠「ははは。それより一杯付き合わないか?この火で熱燗つくるけど」
灼羅「変なことはするなよ?」
悠「……お尻触るのはありっすか?」
灼羅「こんがり肉にするぞ」
悠「上手に焼かないでよ~。まぁ、ほら、座って座って」
ポンポン
灼羅「……」
悠「うーん、膝を叩いたのに隣に座っちゃうか」
灼羅「あたり前じゃ」
悠「はは、残念。しかし、便利だな」
灼羅「わっちゃは火の精霊じゃぞ。この程度朝飯前じゃ」
悠「マッチ…」
灼羅「炙るぞ」
悠「俺はスルメじゃないぜ」
灼羅「わかっとるわ!」
悠「はぁ火を見てるとおちつくなぁ」
灼羅「火も水もわっちゃら精霊のお陰じゃぞ」
悠「火は雷様が最初に雷を大地に落としたことが始まりじゃなかったけ?」
灼羅「それは日本歴のひとつじゃろ。わっちらはずーっと人と火の関係を見届けてきたんじゃぞ」
悠「「<」(ケン)炎。その輝ける青き光知らぬものなし」
灼羅「それは?」
悠「ルーン詩(フルサク)。北欧神話のはじまり。「マザー」大いなる古草も砂も海も無く、神も巨人たちもいなかった、世界の始まりはムスペルヘイムの火焔だけがあった。つまり、世界の始まりは火。灼羅たんのお陰で世界はあるわけだ感謝してるぜ」
灼羅「ふ、ふん…わかっておるではないか。」
悠「けど、灼羅的に今の人間てどうなんだ?」
灼羅「ふむ…大地震、オゾン層破壊、大災害、このままだと人間は絶滅じゃろうな。」
悠「そかぁ。厳しいなぁ」
灼羅「わっちゃらをもっと信仰すればよいだけじゃ。」
悠「うーん、無理じゃね?」
灼羅「オヌシは…なんでそうなんじゃ」
悠「いいんだよ。この世界の事を灼羅たん達が背負わなくて。そんな事は躓きながらやってく、俺らが失敗しながら泣きながらやってけば……。」
灼羅「悠…」
悠「だから、灼羅たんは俺と一緒にお風呂にはいろう。」
灼羅「台無しじゃ!」