ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(1/2/夕)ー

悠「ちぇきっす」

美喜「いらっしゃい」

悠「俺は日本酒……んで、コイツは」

ガシッ

影子「ひゃうっ!」

悠「なに飲むんだ?」

影子「は、離せよ!」

悠「ったく、過敏症過ぎるんだから…」

影子「うっせ、バーカ!」

悠「子供かよ……あ、子供か」

影子「腹立つ~」

美喜「いちゃいちゃしてるところ悪いけどなに飲むの?」

影子「なっ…ざっけんな!そんなんじゃねーし!」

悠「?」

澪「いや、お前の事だよ。」

悠「おれ?いちゃいちゃも何もここにはマリオは居ないが?」

澪「お前のいちゃいちゃ相手はマリオ限定かい!」

悠「そうですがなにか?」

澪「もういいや」

美喜「っで、悠は無視して影子ちゃんはなに飲みたいの?」

影子「あたいは別に…」

美喜「喉乾いてない?」

影子「普通…」

美喜「じゃあ、なにか飲めるでしょ。ジュースでいい?」

影子「……うん」

悠「お前って、柏のしたでしごかれてたわりには押しに弱いな」

影子「うっせ。バーカ!バーカ!キモロンゲ!鉄砲玉!」

悠「口の悪さはキッチリとクソ柏から受け継いでるな。すこし教育してやろうか?あぁ?こら?」

影子「っ…」

澪「おいおい…子供相手にマジになるなよ」

悠「冗談だよ。」

影子「ふん。」

亮「よっす。」

月美「明けましておめでとおございます」

悠「いらっしゃい、明けましておめでとう」

美喜「なんで、あんたが言うのよ。」

澪「はは…」

亮「悠やっぱりいたか…けど、ひとりって珍しいな。」

悠「あー?……ここだ!」
ギュッ

影子「ひゃうっ…!?て、手なんか握るな!てゆーか、なんで解るんだよ!」

悠「可愛い女の気配がわからいでか」

影子「かわっ…ば、ばかじゃねーの!」

月美「り、亮にぃ。あの人…消えたり出たりしてるよ」

亮「悠の友達だ。幽霊じゃ無いから安心しろ」

悠「ただのストーカーだ」

影子「張り倒すぞ!」

悠「おう、やってみろや。小娘。」

影子「このっ!」

ぶんっ!

亮「(あーぁ、テレフォンパンチっか子供パンチ…)」

ぽこっん(ドゴッ! )

悠「うぐぉっ…」

亮「副音声がありぇねぇ!?」

悠「や、やるじゃねぇか…」

影子「ふふん。あんた、あたいが柏さんからアーミーアーツ(軍隊格闘技)習ってるの知らなかったでしょ。」

悠「知らなかったが、そこまでダメージはない。」

亮「マジで?」

悠「うん。ちょっと痛いくらいなだけ。なので、もう一発やる?」

影子「変態か!」

悠「勘違いするな、俺は叩かれるのが好きなんじゃなく……女の子に触られるのが好きなんです!」

亮「月美(妹)の前であまり変態を披露しないでくれ。」

悠「ソフトタッチからハードタッチまでなんでも大歓迎だ。」

影子「ハードタッチ!?」

悠「さぁ、カゲコ遠慮するな。」

影子「う…あの…」

悠「叩かないのなら…俺がカゲコのほっぺを触るぞ」

ぷにっ

影子「な…あ…///」

悠「おーマシュマロ肌。」
ぷにぷにぷにぷに

影子「バカぁああ!!」

バシン!

亮「あ、今のは本気で痛そう」

月美「私もさわってもらいたい…」

亮「悠は言えば触るぞ。」
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