ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーガード下河原(12/31/昼)ー

悠「なぁ…」

紅「ん?」

悠「今日は31日だぞ」

紅「そだな」

悠「この年末の末の末の末になにしてんだ…俺ら」

紅「何って…」

戌塚「千夜、パスだぞと!」

ガスッ!ポスッ…

摩耶「ありがとっ。」

戌塚「あり?」

千夜「どこに蹴ってんだボケ…」

摩耶「よっ……いっくよ~シューット!!」

ドッ!!ガシッ!!

金剛「っ……キャッチだ」

摩耶「むぅ…あのキーパーひきょ~だ。」

紅「サッカーじゃね?」

悠「なんでサッカーしてんだよ…」

紅「なんでたて…」

~回想~

悠『う~寒い』

ともき『なのに、たまにはガード下で缶コーヒー飲もーぜー。とか訳のわからないこといいだしたんだよな』

紅『しかも、悠はおしるこだし』

悠『うっせ。なんかそんな気分だったんだい!ん、あそこに有るのは……よっ、ともき、パース』

ぽーん…

~~

ともき「って、悠がサッカーボール見つけて遊び始めたからだろ。」

悠「けど、なんでこんな人数になってるんだよ」

解説審判
ともき

悠チーム
・紅
・摩耶
・楓子

千夜チーム
・戌塚
・金剛
・影子

ともき「悠が呼び寄せてるんじゃないか?」

悠「んな、バカな」

ともき「とりあえず…プレイ再開」

紅「よっしゃ行くぜ」

悠「はぁ…」

金剛「どりゃあ!」

ブンッ!

楓子「げっとと?」

スカッ…

影子「あめぇーし……」

パッ…

紅「げ、カゲコの子猫ちゃん消えやがった」

影子「よっ…」

パッ…スッ…パッ…

紅「く、消えたり、現れたり~…」

摩耶「悠くん、気を付けて!」

悠「なろっ…」

影子「残念、こっちだぜ。とりゃ!」

ドッ!ボスン!

ともき「やったぜ、影子くん、インビジブルシュートで悠のゴールを突き破った」

悠「くそ…ノリノリなともきにも驚きだが、それいじょうにインビジブルシュートとか質が悪い」

紅「よし、相手がその気なら……いくぜ。必殺必打……うおおぉ!」

スッ…トッ…バコンッ!!

金剛「ぬおっ!?」

ドッ…

ともき「おおっと、金剛くんパンチングだがボールの威力は弱まらない…ゴール!やったぜ、紅くん。恐怖の紅バット!」

千夜「待てやゴラ!思いっきりバットでしばいてんじゃねぇーか!反則だろ」

稲葉「ハンドじゃないからセーフよ」

ともき「だそうです」

悠「稲葉はどっから出てきた」

稲葉「たまたま歩いてたら見かけたから。」

千夜「ハンドじゃなかったらなんでもありかよ」

戌塚「よし、千夜!バイクでぶつかれだぞと」

千夜「死ね。」

楓子「師匠抜刀許可を頂けますかやよと」

悠「だすか!っか、語尾が戌塚と混ざってる」

摩耶「崩拳を打ち込むのはありかな?」

千夜「ハンドじゃねぇのかそれ」

摩耶「うーん…こぶし?」

ともき「判定は?」

稲葉「アリね。」

影子「バカじゃねーの?」
悠「もう帰ろうぜ…」
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