ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(12/23/夜)ー

紅「ちぇきっす。」

美喜「いらっしゃい」

祭「よぉ。」

紅「うっす、やべーよ。外雪がパラパラしてるよ」

祭「うげっ、積もったりしねぇよな」

宮塚「……」

紅「さぁ、けどこのまま降ったらさ明日ホワイトクリスマス・イヴじゃね?」

祭「きょーみねぇー」

宮塚「……」

紅「炎銃は予定ねぇの?」

祭「いくつかのチームから誘いは来てっから。その辺りと合流して騒ぐんじゃねぇか」

紅「宮は?」

宮塚「別に…」

紅「そうか。」

澪「紅はどうなんだ?」

紅「家に帰ったら姉貴たちと過ごすだろうし、できるなら崇さんと飲みたいし。」

美喜「アンタラも女気ないわね……あ、祭は男気か」

祭「男気しかねぇぞ」

美喜「そうじゃなくて…」

紅「まぁ、美喜は花描くん居るから余裕だわな。」

美喜「あれは家族みたいなもんよ」

宮塚「夫婦も家族みたいなもんだな」

紅「ひゅー、宮。上手いじゃん」

美喜「喋ったと思ったら…」

祭「アホくさ。」

澪「炎銃さんは、そういうのまるで興味なし?」

祭「喧嘩にならいくらでも付き合うぜ」

澪「そうじゃなくて」

祭「あ?」

紅「っか、崇さん来てないのか?」

美喜「来てないわね」

紅「う~ん、しゃあーない。明日は悠と遊ぼうかな。」

祭「止めろよあんなの」

紅「えー面白いぜ?」

祭「奴の存在はクソ眼鏡の次に腹がたつんだよ」

紅「っーか、炎銃の場合は大半のやつが腹立つんじゃね?」

祭「そこまで常に怒ってねぇっての!」

紅「あはは。」

宮塚「はぁ…」

千夜「……」

戌塚「うぃっすだぞと」

澪「いらっしゃい」

紅「お、千夜ちゃん、戌ちゃん、ちぇき。明日の予定はどんな感じ?」

千夜「あ?明日もなにも店があるに決まってんだろ。」

戌塚「千夜~明日はクリスマスイブだぞと」

千夜「そうだな。かきいれ時だ。」

戌塚「えぇ…」

千夜「なんだ」

紅「誰かと過ごす予定はないのか?」

千夜「ねぇな。あ、けど…」

戌塚「お?!」

千夜「氷室さんが店に顔出すっていってくれてたな。」

戌塚「ちっがうぞと!?そうじゃなくて…」

千夜「うっせぇなぁ。テメェは好きにしろよ。女とでもなんとでも過ごせばいいだろが」

戌塚「そんな相手いるわけねぇだろだぞと!」

千夜「知るかボケ。」

紅「戌ちゃん、ドンマイ」

戌塚「泣きそうだぞと…」

祭「アホだな。」

戌塚「なんだとぉだぞと!」

祭「あぁん?」

千夜「誠、やめろ」

紅「炎銃もやめろよ。」

戌塚「ふん、だぞと」

祭「けっ…」

澪「クリスマスも関係ないな…この人達は…」
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