ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(12/21/夕)ー

鈴猫「こんにちわ。」

優日「ちぇきわ~」

美喜「いらっしゃい。」

鈴猫「はい、これ頼まれてた感想ハーブね」

美喜「確かに受け取ったわ。なにか飲んでいく?」

鈴猫「うーん、優日ちゃんど…」

拳二「乾杯」

優日「かんぱーい」

崇「……」

鈴猫「うわあぉ…」

澪「天然すげぇ」

美喜「本当に…あそこのグループによく平然と参加するわね…」

拳二「なんかひさしぶりだなぁ。優日ちゃんよぅ。どれ、久しぶりに素顔を拝見させ見てくれねぇか?」

優日「ダメですよ。私、帽子が外れると爆発しちゃうんですから。というか、見たことないですよね。」

拳二「あれぇ、そうだったかな。見たら思い出すかも、見せてくれ。」

崇「拳二、止めろ。」

拳二「お?」

崇「俺の目の届く範囲で、月見里に何かあったらSウルフの面子に関わる。」

優日「えと、ありがとうございます?」

拳二「Sウルフにとって優日ちゃんはなんなんだよ…。」

崇「月見里には借りがある」

優日「?」

崇「警護態勢に不備が有ったせいでストーカーを近づけただろ。」

優日「そんなこと…今、こうして無事なんですからなにも問題ないですよ」

崇「そうか。だが、あれ以来警護の時は人員を選別するようにした。同じミスはしない」

拳二「お前もてぇへんだな。」

崇「お前は気楽そうだな」

拳二「かっかっか。今のはカチンときたぞをぃ。」

崇「そうか」

拳二「腹立つわぁ。」

崇「それより、鈴猫。」

鈴猫「なに?」

崇「クリスマス悠をデートに誘い終わったのか?」

鈴猫「ブッ!」

サッ!

美喜「……。」

澪「オーナーついに避けましたね。」

美喜「被ってたまりますかよ。」

鈴猫「にゃ、にゃな、な、何をいってるのよ!」

優日「あら、かわいい。」

拳二「おいおい。」

崇「まぁ、進展がない気はしていたが…まさにか。」

鈴猫「どーいう意味よ!」

崇「そういう意味だ。」

拳二「かっかっか。やっぱり悠は今年も独りだな。いい気分だ。」

崇「お前もだろ」

拳二「うっせぇ。テメェはどうなんだよ」

崇「色々だ。」

拳二「予定詰まりまくりかよ…」

崇「暇じゃ無くてな。」

拳二「くぁ~いちいちいちいち腹がたつぜ。」

崇「というか、お前も暇ならいっそ悠と遊べばどうだ?」

拳二「なにが悲しくて、クリスマスに野郎と過ごさにゃいかんのだ。…っと、言いたいがアリだな。夜中まで飲んでどっかのお姉ちゃんひっつかまえて朝までしっぽりと」

鈴猫「悠を変なところに連れてかないでください!」

優日「むしろ、悠が進んでいきそう?」

崇「はは、月見里の方が悠をわかってるな。」
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