ｰラスタ･ラヴ(12/20/夜)ｰ

亮「はぁー…」

氷室「おや、余計落ち込んでしまいましたか？」

亮「いや、そんな感じであるような無いような……まぁいいや。なんか別の話をしようぜ」

ともき「別のか」

亮「なんか面白い話のネタないか？」

ともき「うーん…」

紅「ちぇきっす。」

優日「ちょりーっす」

美喜「いらっしゃい」

優日「あ、なんか珍しい組み合わせの人たち発見」

氷室「どうもこんばんわ。優日さん、紅くんの組み合わせも珍しいのでは？」

紅「まぁそっすね」

優日「けど、最近よく遊ぶよね」

ともき「へぇ…」

紅「なんだよー。俺が優日の子猫ちゃんと遊んだら変かよー。」

ともき「いやいや、そうじゃなくてな。あ、そうだ。みんなはさ、アイドルのカエルちゃんて知ってるか？」

紅「知らないな。カゲコの子猫ちゃんとかなら知ってるけど」

優日「カエルちゃんてアレだよね。深夜番組のクッキングアイドルにでてる元気かわいい娘。ちょこちょこドラマとかにも出てきてる。」

氷室「あ、わかりました。あの番組ですか。私もたまに見てますよ。やたら酷い料理の時は笑いが止まりませんね。」

亮「わかった。わかった。あの米を洗剤とかで洗うやつな。」

ともき「小麦粉ぶち撒いたりな」

紅「コント番組？」

ともき「いや、一応料理番組だな。」

紅「ふぅん、深夜番組みないからわかんないなぁ。それでそのカエルは何ガエルなんだ？」

優日「何ガエル？」

ともき「紅くん、カエルちゃんは人。アマガエルとかのリアル蛙じゃないから」

紅「うわ、おれはずかし！」

亮「っか、急になんだ。ともきアイドルの追っかけでもやってるのか？」

ともき「まさか」

優日「だよね。つかさちゃんがともきくんのアイドルだし」

氷室「結婚式には是非呼んでくださいね」

ともき「き、気が早いですから…」

氷室「何事も早い方がいいじゃありませんか」

紅「いいなぁ。いいなぁ。俺も彼女ほしいぜ。」

亮「紅なんか、すぐできるだろ」

紅「いやーそれがなかなか、たまにアピールしてんだけどなぁ脈なしっか気づかれてないっか…」

優日「大変だね」

ともき「……」

紅「まぁ、いいけどな。悠よりマシだし。」

氷室「あぁ…忘れてました。ともきくん、悠さんはクリスマスまでに誰かとどうにかなりそうですか？」

ともき「相変わらず平行です。進展も発展もなしな感じで」

優日「なになに、悠もついに好きな人ができたの」

ともき「違う、違う。クリスマスまでに誰かと付き合えるかどうかって話し。」

亮「無理だろ」

紅「無理だな」

ともき「だよなぁ。」

亮「優先順位が間違ってるし空気読まないから無理だろ」

氷室「優先順位というと一番はともき君ですか？」

ともき「いや、マリオだと思いますよ」

亮「猫が一番かよ」

ともき「それ、悠のそばでいうなよ。張り倒されるぞ」