ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10
ーラスタ・ラヴ(12/17/夜)ー
悠「ウツラ…ウツラ…」
ともき「眠そうだな」
悠「ちょっとだけな…ウツラ…ウツラ…」
千夜「…帰ったらどうだ?」
悠「これ、飲んだら帰る…ウツラ…ウツラ」
ともき「眠くてもグラスは離さないとか…」
千夜「アル中だな」
悠「だれがアル中…だぁ…ウツラ…ウツラ」
ともき「ダメだなこりゃ…」
森下「こんばんわ。お邪魔するよ。」
美喜「あら、かなり珍しい人ね。また崇に取材のアポ?」
森下「いや、そうじゃないよ。実は……チラ」
↓
悠「ウツラ…ウツラ…」
森下「悠くんに頼みたいことがあるんだ。」
悠「やだ。」
ともき「ハッキリいったな。」
千夜「目覚めたんじゃねぇのか?」
森下「ま、まだなにもいってないけど…!」
悠「やだよ。森下さんの頼みごとはめんどくさいのに注文多いから。」
森下「そ、そんなこと言わずに」
悠「やだ~」
ともき「話くらい聞いたげろよ」
悠「え~……」
千夜「それがお前の仕事だろ。」
悠「違うし!」
森下「それでだね…」
悠「サラッと自然に話そうとするな。」
森下「お願いこのとうり!」
悠「え~…」
ともき「まだ、飲み終わって無いんだから良いじゃないか。」
悠「…………聞くだけだぞ」
千夜「甘いやつだ」
悠「うるへー。それでなんすか?」
森下「あぁ、悠くんは以前、僕の仕事の手伝いをしてくれたよね。」
悠「手伝いじゃなく俺がしたの間違いだけどな」
森下「あ、あはは…面目ない。」
千夜「仕事って、何したんだ?」
悠「東京にある良い店のコラム書き。」
澪「あぁ、アレか俺も読んだよ。いい記事だったぞ。」
悠「足りない頭振り絞って書いたからな。けど、もうしたくない。」
ともき「なんで?」
悠「感想を口に出すのはわりかしでけても、文章に表すのはなかなかでけへんから」
ともき「なんで訛った。」
悠「それで、まさかまたコラム書けとか言うんじゃないよな。」
森下「いや、そうじゃない、けどもし悠くんがやりたいならコラムの仕事を紹介できるけど。うちは月刊誌だから毎月二十五日に…」
悠「帰っていいか?」
森下「待った、待った!料理が出来る人を探してるんだ!」
悠「は?」
森下「それも普通じゃなくて腕があって独創性や発想力もある、それでいてプロとか名のある人間じゃない方がいい。」
澪「料理が上手くて…」
美喜「独創性や発想力があって…」
ともき「プロじゃない人間…」
悠「待て、全員で俺を見るな。」
森下「悠くん…」
悠「待て、待て、おっさん。そんな悲願した目でみるな。」
森下「お願い!今夜ある店に付き合ってくれないかな!夕飯ご馳走するから!」
悠「……飯をおごって貰っても話を聞くだけたからな?いいな?」
森下「もちろん!」
悠「ともきも付き合ってくれ。」
ともき「は?おれも?」
悠「ともきだって十分料理は上手いだろ。森下さん、いいよな?」
森下「あぁ、構わないよ。じゃあ明日…」
悠「俺は八時から九時まで用事があるから九時半に池袋西口公園の噴水前に集合。」
森下「わかった。」
ともき「了解。」
悠「ウツラ…ウツラ…」
ともき「眠そうだな」
悠「ちょっとだけな…ウツラ…ウツラ…」
千夜「…帰ったらどうだ?」
悠「これ、飲んだら帰る…ウツラ…ウツラ」
ともき「眠くてもグラスは離さないとか…」
千夜「アル中だな」
悠「だれがアル中…だぁ…ウツラ…ウツラ」
ともき「ダメだなこりゃ…」
森下「こんばんわ。お邪魔するよ。」
美喜「あら、かなり珍しい人ね。また崇に取材のアポ?」
森下「いや、そうじゃないよ。実は……チラ」
↓
悠「ウツラ…ウツラ…」
森下「悠くんに頼みたいことがあるんだ。」
悠「やだ。」
ともき「ハッキリいったな。」
千夜「目覚めたんじゃねぇのか?」
森下「ま、まだなにもいってないけど…!」
悠「やだよ。森下さんの頼みごとはめんどくさいのに注文多いから。」
森下「そ、そんなこと言わずに」
悠「やだ~」
ともき「話くらい聞いたげろよ」
悠「え~……」
千夜「それがお前の仕事だろ。」
悠「違うし!」
森下「それでだね…」
悠「サラッと自然に話そうとするな。」
森下「お願いこのとうり!」
悠「え~…」
ともき「まだ、飲み終わって無いんだから良いじゃないか。」
悠「…………聞くだけだぞ」
千夜「甘いやつだ」
悠「うるへー。それでなんすか?」
森下「あぁ、悠くんは以前、僕の仕事の手伝いをしてくれたよね。」
悠「手伝いじゃなく俺がしたの間違いだけどな」
森下「あ、あはは…面目ない。」
千夜「仕事って、何したんだ?」
悠「東京にある良い店のコラム書き。」
澪「あぁ、アレか俺も読んだよ。いい記事だったぞ。」
悠「足りない頭振り絞って書いたからな。けど、もうしたくない。」
ともき「なんで?」
悠「感想を口に出すのはわりかしでけても、文章に表すのはなかなかでけへんから」
ともき「なんで訛った。」
悠「それで、まさかまたコラム書けとか言うんじゃないよな。」
森下「いや、そうじゃない、けどもし悠くんがやりたいならコラムの仕事を紹介できるけど。うちは月刊誌だから毎月二十五日に…」
悠「帰っていいか?」
森下「待った、待った!料理が出来る人を探してるんだ!」
悠「は?」
森下「それも普通じゃなくて腕があって独創性や発想力もある、それでいてプロとか名のある人間じゃない方がいい。」
澪「料理が上手くて…」
美喜「独創性や発想力があって…」
ともき「プロじゃない人間…」
悠「待て、全員で俺を見るな。」
森下「悠くん…」
悠「待て、待て、おっさん。そんな悲願した目でみるな。」
森下「お願い!今夜ある店に付き合ってくれないかな!夕飯ご馳走するから!」
悠「……飯をおごって貰っても話を聞くだけたからな?いいな?」
森下「もちろん!」
悠「ともきも付き合ってくれ。」
ともき「は?おれも?」
悠「ともきだって十分料理は上手いだろ。森下さん、いいよな?」
森下「あぁ、構わないよ。じゃあ明日…」
悠「俺は八時から九時まで用事があるから九時半に池袋西口公園の噴水前に集合。」
森下「わかった。」
ともき「了解。」