ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(12/14/夜)ー

澪「焼酎の湯割りお待たせ。悠は梅、ともきはレモン」

悠「さんきゅ。はぁ、それにしてもさみぃなぁ」

ともき「ありがと。たまには早めに帰ってゆっくりしたらいいのに」

悠「俺もイロイロあるのよ。」

ともき「真桜ちゃんたち寂しがってないか?」

悠「ゆう(女)も居るし、他にも皆いるから寂しくはないはずだ。」

ともき「いや、そういう寂しさじゃなくてさ…」

悠「?」

ミハイル「邪魔するぞ愚民ども!」

悠「……」

ミハイル「はっはっは。どうした?悠顔が悪いぞ。」

悠「顔色だろ。顔が悪いのは生まれつきだ。何しに来た」

ミハイル「親愛なる悠が僕に会えなくて寂しがっていると思ってたわざわざ出向いてやったんじゃないか。」

チコ「ごめんなさい、すいません、申し訳ありません!」

悠「いや、チコが謝ることじゃないから」

ミハイル「エバラは何を騒いでる?」

チコ「萌原!め・は・ら!何回いったら覚えるんですか!」

ミハイル「あぁ、悪い、悪い、焼き肉のタレ」

チコ「むきー!」

悠「相手にするだけ損だから止めとけって……美喜、チコになんかノンアルコールカクテル出してあげてくれ。」

美喜「はいはい」

チコ「あ、ありがとうございます。」

悠「気にしなくていい。それよりもミハイルの相手大変だろ。」

チコ「大変なんて……心底嫌なだけですよ。」

ミハイル「はっはっは。冗談が上手くなったな。」

チコ「……」

悠「とりあえず、こっちはいいから。」

チコ「はい…」

ともき「大変そうだな」

チコ「殿下の相手は死ぬほど大変です…。」

ミハイル「あっはっは。それで悠、久しぶりに会ったがなにか面白いネタはないか?」

悠「鏡を見たらどうだ?かなり面白いものが見えるぞ」

ミハイル「僕が見め麗しいのはよく知っている。」

悠「眼科いくかいっぺん脳を見てもらえ」

ミハイル「この間受けた健康診断では異常はなかったぞ。いつもどうり高血圧とかだけだ」

悠「しっかり生活習慣病じゃねぇか!」

ミハイル「若いからな」

悠「ガキだろ。その年で生活習慣病はおかしいし」

ミハイル「早熟なんだ」

悠「病気の早熟なんか良かないだろ!」

ミハイル「悠はいつも元気だな。」

悠「いまどんどん疲れてってるけどな。」

ミハイル「どうしたというんだ。ほら、僕の顔を見ていろ。疲れなんか忘れるぞ」

悠「怒りを覚えそうだ」

ミハイル「なんだ、カルシウム不足かフライパンを嘗めるといいぞ」

悠「鉄分しかとれねぇよ!」

ミハイル「ここらは狩猟禁止区域なのか?」

悠「は?」

ミハイル「鹿(しか)とれねぇよ。」

悠「うわぁー!!イライラするっ!!」

ともき「……いつもああか?」

チコ「兎に角……とにっ…かく、人をおちょくることに命をかけてますからね。意味が通らないギャグとか無理矢理押しとうして来ますし、その話しに乗ろうとしたらやりっ放しで終わりますし…」

ともき「悠のボケはまだマシなんだな…」
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