ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(12/12/夜)ー

亮「ふあぁ…」

ともき「眠そうだな。」

亮「あぁ、最近なんか夜眠くらなくてな」

悠「そういう時は首の横を圧迫したらいいぞ。個人にもよるけど耳たぶの下、首の付け根よりうえくらいの場所を両側とも」

亮「眠くなるのか?」

ともき「いや、頸動脈圧迫による永眠コースだろ。」

悠「じゃあ、首の後ろの辺りを強く圧迫するとかなりグッスリ眠れるぞ。仕込む板は鋭角なほど良し。」

亮「その眠りはヤバくないか?」

ともき「死ぬよな?」

悠「ぐっすりだぞ?俺はぜっ……たいにしないけど。」

亮「安全を保証できる事をいえ」

悠「ふむ…ホットミルクを飲むとか?」

ともき「急に優しくなったな」

悠「まぁ、これはあんまりだけどな」

亮「やったことあるのか?」

悠「ああ、横になると喉元に上がってくるくらい。」

ともき「自重とか加減って事をいい加減覚えてくれ。」

悠「ソレを覚えたら自分という、アイデンティティを失いそうで…」

亮「あの…俺の眠れないって話しは……」

東「そりゃ、あれじゃぜ。兄さん、ひとり寝がいかんのじゃぜ。お嬢さんとねちりんこすりゃあすっきりグッスリじゃぜ。」

ともき「!」
亮「!」

悠「猿渡のおっさん…いつのまに……」

東「お~ぅ、色っぽいお嬢さんの尻を追ってたらここについたんじゃぜ」

悠「絵に描いたように、女の尻を追いかけてきたのか…」

東「うまいこというじゃねか。ま、尻もなあのお嬢さんみたくポヨンッと安産型のがいいじゃぜ。座ってヤるときに、こう両手でワシッと鷲掴みにしてユッサユッサのあんあんあんっとよぉ。」

亮「…初対面だから、かなり遠慮してオブラートにつつんでいうが……この発言が最低のおっさん誰だ?」

悠「猿渡東……のおっさん。こんなだけどスゴいおっさんだ。こんなだけど」

ともき「二回いったな…」

東「寝られないってのはやっぱり堪ってるからだろうじゃぜ。出すもん出しちまえば…」

悠「あのさ、俺の友人がドン引きしてるから本気で自重してくれないか?」

ともき「悠が止めるほどか…」

東「ちょっとくらいいいじゃねか。お前らくらいの年ごろなんざ、集まれば下の話じゃろうぜ。けど、そうじゃないとな何時なんどきおっ立てれてねちりんこできるくれぇでないと。この先の未来を作るのはお前らなんだ。」

悠「猿渡のおっさ……いや、とっぁん…」

ともき「いやいや、よくよく聞いたらそんな良いこといってないって!」

東「今のは未来を作ると子供をつくるをかけてだな。あ、かけるったって、お前らがぶっかけてる濃くてネバネバしてるのじゃねぇぜ。」

悠「いや、ちょっと水っぽいかも」

ともき「をぃ…」

悠「まぁカルピス原液くらいかな…あと、ぶっかけるのより口に出すのが好きだから。」

ともき「もう口開くな!」

亮「(あれ、俺の眠れない話しは?)」
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